第103回午前第86問の類似問題

第110回午後:第4問

患者の権利について適切なのはどれか。

1: 患者は入院中に無断で外泊できる。

2: 患者は治療後に治療費の金額を決定できる。

3: 患者はセカンドオピニオンを受けることができる。

4: 患者は自分と同じ疾患の患者の連絡先を入手できる。

第108回午後:第70問

診療情報の取り扱いで適切なのはどれか。

1: 診療情報の開示請求は患者本人に限られる。

2: 医療者は患者が情報提供を受けることを拒んでも説明する。

3: 2類感染症の届出は患者本人の同意を得なければならない。

4: 他院へのセカンドオピニオンを希望する患者に診療情報を提供する。

第106回午後:第33問

患者の情報の取扱いについて正しいのはどれか。

1: 看護師の守秘義務は医療法で規定されている。

2: 統計的に処理された情報から患者個人を特定できる。

3: 利用目的が明確であっても患者の情報の活用は制限される。

4: 転院先の病院と患者の情報を共有する場合は患者の同意が必要である。

第105回午前:第65問

診療情報を第三者に開示する際、個人情報の保護として正しいのはどれか。

1: 死亡した患者の情報は対象にならない。

2: 個人情報の利用目的を特定する必要はない。

3: 特定機能病院では本人の同意なく開示できる。

4: 法令に基づく保健所への届出に関して本人の同意は不要である。

第101回午前:第84問

理解力に問題のない入院中の成人患者を対象にした看護研究を行うこととした。 倫理的配慮で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 研究参加の同意は後で撤回できることを患者に説明する。

2: 患者が自室に不在の場合、研究参加の同意は家族から得る。

3: 発表用のデータには患者の実名を記載する。

4: 個人情報が含まれた研究の書類は、施錠できる場所に保管する。

5: 研究が終了したとき、研究者の守秘義務は免除される。

第102回午後:第52問

精神科病院に入院中の患者の法的処遇について正しいのはどれか。

1: 患者は退院を請求できる。

2: 看護師は面会を制限できる。

3: 保護者は外出の可否を判断できる。

4: 精神保健指定医は手紙の発信を制限できる。

第105回午後:第35問

患者と看護師との協働について適切なのはどれか。

1: 患者が目標達成できるよう支援する。

2: 治療に関する情報は看護師が占有する。

3: 看護計画は看護師の視点を中心に立案する。

4: ケアは看護師の業務予定に基づき実施する。

第103回午前:第47問

在宅医療が必要な患者の退院調整について適切なのはどれか。

1: 医師が退院調整の決定権をもつ。

2: 退院調整は入院時から開始する。

3: 退院時に診療録を訪問看護師に渡す。

4: 退院前の訪問指導は診療報酬の評価の対象ではない。

第108回午後:第4問

看護師が行う患者のアドボカシーで最も適切なのはどれか。

1: 多職種と情報を共有する。

2: 患者の意見を代弁する。

3: 患者に害を与えない。

4: 医師に指示を聞く。

第109回午後:第38問

判断能力のある成人患者へのインフォームド・コンセントにおける看護師の対応で適切なのはどれか。

1: 患者の疑問には専門用語を用いて回答する。

2: 今後の治療に関しては医療者に任せるように話す。

3: 治療方針への同意は撤回できないことを説明する。

4: 納得ができるまで医師からの説明が受けられることを伝える。

第104回午前:第4問

医療従事者による十分な説明に基づく患者の同意を示すのはどれか。

1: エンパワメント

2: コンプライアンス

3: リスクマネジメント

4: インフォームド・コンセント

第101回午前:第87問

介護保険制度による訪問看護で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 理学療法士による訪問は含まれない。

2: 主治医の訪問看護指示書が必要である。

3: 訪問滞在時間によって介護報酬は異なる。

4: 利用頻度は介護支援専門員の指示による。

5: 利用できる訪問看護事業所は1か所に限る。

第110回午前:第29問

医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療の担い手は、医療を提供するにあたり、適切な説明を行い、医療を受ける者の理解を得るよう努めなければならないことを定めているのはどれか。

1: 医療法

2: 健康保険法

3: 地域保健法

4: 個人情報の保護に関する法律

第109回午後:第69問

医療保護入院で正しいのはどれか。

1: 入院の期間は72時間に限られる。

2: 患者の家族等の同意で入院させることができる。

3: 2人以上の精神保健指定医による診察の結果で入院となる。

4: 精神障害のために他人に害を及ぼすおそれが明らかな者が対象である。

第106回午前:第38問

看護における情報について正しいのはどれか。

1: 尺度で測定された患者の心理状態は主観的情報である。

2: 入院費用に関する患者の不安は客観的情報である。

3: 観察した食事摂取量は客観的情報である。

4: 既往歴は主観的情報である。

第102回午後:第4問

倫理原則の「善行」はどれか。

1: 患者に身体的損傷を与えない。

2: 患者に利益をもたらす医療を提供する。

3: すべての人々に平等に医療を提供する。

4: 患者が自己決定し選択した内容を尊重する。

第106回午後:第80問

患者の自立支援で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 不足している知識を補う。

2: 発病前の生活習慣を尊重する。

3: 支援目標を看護師があらかじめ定める。

4: できないことに焦点を当てて行動を修正する。

5: 支援者である看護師が上位の関係が望ましい。

第111回午前:第5問

患者の選択権の行使を最も促進するのはどれか。

1: 父権主義

2: 医師の裁量権

3: コンプライアンス

4: インフォームド・コンセント

第101回午後:第86問

在宅療養者に初回訪問を行う際の訪問看護師の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 療養者と契約書を取り交わす。

2: 緊急時の連絡方法を確認する。

3: 初回訪問前の情報収集は行わない。

4: 病院で指導された介護方法は変更しない。

5: 初回訪問日は療養者に医療的な問題が起きてから決める。

第106回午前:第65問

訪問看護の利用者に関する訪問看護と病院の外来看護の連携で適切なのはどれか。

1: 訪問看護報告書は外来看護師に提出する。

2: 利用者の個人情報の相互共有に利用者の承諾書は不要である。

3: 利用者が使用している医療材料の情報を外来看護師と共有する。

4: 訪問看護師から外来看護師に利用者の外来診察の予約を依頼する。