第105回午前第65問の類似問題

第106回午後:第33問

患者の情報の取扱いについて正しいのはどれか。

1: 看護師の守秘義務は医療法で規定されている。

2: 統計的に処理された情報から患者個人を特定できる。

3: 利用目的が明確であっても患者の情報の活用は制限される。

4: 転院先の病院と患者の情報を共有する場合は患者の同意が必要である。

第108回午後:第70問

診療情報の取り扱いで適切なのはどれか。

1: 診療情報の開示請求は患者本人に限られる。

2: 医療者は患者が情報提供を受けることを拒んでも説明する。

3: 2類感染症の届出は患者本人の同意を得なければならない。

4: 他院へのセカンドオピニオンを希望する患者に診療情報を提供する。

第103回午前:第86問

患者の権利について適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 患者は自分の医療情報を見ることができる。

2: 患者は一度同意した治療方針を拒否できない。

3: 患者はセカンドオピニオンを受けることができる。

4: 患者が病室に不在の場合は検査の同意を家族から得る。

5: 患者情報は患者と家族の同意なく保険会社に開示できる。

第101回午前:第84問

理解力に問題のない入院中の成人患者を対象にした看護研究を行うこととした。 倫理的配慮で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 研究参加の同意は後で撤回できることを患者に説明する。

2: 患者が自室に不在の場合、研究参加の同意は家族から得る。

3: 発表用のデータには患者の実名を記載する。

4: 個人情報が含まれた研究の書類は、施錠できる場所に保管する。

5: 研究が終了したとき、研究者の守秘義務は免除される。

第110回午後:第4問

患者の権利について適切なのはどれか。

1: 患者は入院中に無断で外泊できる。

2: 患者は治療後に治療費の金額を決定できる。

3: 患者はセカンドオピニオンを受けることができる。

4: 患者は自分と同じ疾患の患者の連絡先を入手できる。

第106回午前:第65問

訪問看護の利用者に関する訪問看護と病院の外来看護の連携で適切なのはどれか。

1: 訪問看護報告書は外来看護師に提出する。

2: 利用者の個人情報の相互共有に利用者の承諾書は不要である。

3: 利用者が使用している医療材料の情報を外来看護師と共有する。

4: 訪問看護師から外来看護師に利用者の外来診察の予約を依頼する。

第110回午前:第29問

医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療の担い手は、医療を提供するにあたり、適切な説明を行い、医療を受ける者の理解を得るよう努めなければならないことを定めているのはどれか。

1: 医療法

2: 健康保険法

3: 地域保健法

4: 個人情報の保護に関する法律

第110回午後:第31問

診療記録で正しいのはどれか。

1: 看護記録が含まれる。

2: 開示は保健所長が行う。

3: 1年間の保存義務がある。

4: 閲覧は患者本人に限られる。

第102回午後:第52問

精神科病院に入院中の患者の法的処遇について正しいのはどれか。

1: 患者は退院を請求できる。

2: 看護師は面会を制限できる。

3: 保護者は外出の可否を判断できる。

4: 精神保健指定医は手紙の発信を制限できる。

第105回午後:第35問

患者と看護師との協働について適切なのはどれか。

1: 患者が目標達成できるよう支援する。

2: 治療に関する情報は看護師が占有する。

3: 看護計画は看護師の視点を中心に立案する。

4: ケアは看護師の業務予定に基づき実施する。

第101回午前:第87問

介護保険制度による訪問看護で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 理学療法士による訪問は含まれない。

2: 主治医の訪問看護指示書が必要である。

3: 訪問滞在時間によって介護報酬は異なる。

4: 利用頻度は介護支援専門員の指示による。

5: 利用できる訪問看護事業所は1か所に限る。

第110回午前:第32問

看護過程における情報収集で適切なのはどれか。

1: 既往歴は情報に含めない。

2: 看護計画立案後も情報収集を継続する。

3: 看護問題を特定してから情報収集を開始する。

4: 不安の内容はclosed question〈閉じた質問〉で情報収集する。

第101回午後:第67問

介護保険におけるサービスの説明で正しいのはどれか。

1: 通所介護では機能訓練を行うことができない。

2: 通所介護を行う事業所には医師の配置が必須である。

3: 通所リハビリテーションでは個別の理学療法が提供される。

4: 通所リハビリテーションの利用に介護保険は適用されない。

第109回午後:第38問

判断能力のある成人患者へのインフォームド・コンセントにおける看護師の対応で適切なのはどれか。

1: 患者の疑問には専門用語を用いて回答する。

2: 今後の治療に関しては医療者に任せるように話す。

3: 治療方針への同意は撤回できないことを説明する。

4: 納得ができるまで医師からの説明が受けられることを伝える。

第100回午前:第76問

プロセスレコードを記載する目的で正しいのはどれか。

1: 患者の病的な言動を特定する。

2: 一日の看護の経過を記録に残す。

3: 事故につながる可能性のある看護行為を分析する。

4: 看護場面における看護師自身の感情の動きに気づく。

第108回午後:第4問

看護師が行う患者のアドボカシーで最も適切なのはどれか。

1: 多職種と情報を共有する。

2: 患者の意見を代弁する。

3: 患者に害を与えない。

4: 医師に指示を聞く。

第106回午前:第38問

看護における情報について正しいのはどれか。

1: 尺度で測定された患者の心理状態は主観的情報である。

2: 入院費用に関する患者の不安は客観的情報である。

3: 観察した食事摂取量は客観的情報である。

4: 既往歴は主観的情報である。

第105回午前:第63問

訪問看護ステーションの管理・運営について正しいのはどれか。

1: 事務所を設置する必要はない。

2: 訪問看護の利用回数の調整は市町村が行う。

3: 利用者が希望すれば訪問看護の記録を開示する。

4: 利用者とのサービス契約後に重要事項を説明する。

Aさん(40歳、女性)は統合失調症(schizophrenia)で入院歴があり、退院後は共同生活援助(グループホーム)を利用していた。1週前から同じグループホームに住む女性と口論したり、夜中にグループホームから飛び出したりするようになったため、職員に付き添われて精神科病院を受診した。診察時は、Aさんは意味不明の言葉を発し、時々興奮したように大声で叫んだ。また、診察室から飛び出したり、衣服を脱いだりする行為も観察された。

第102回午前:第103問

入院を開始するために必要な情報で優先度が高いのはどれか。

1: 保護者の有無

2: 前回の入院形態

3: 自立支援給付の受給状況

4: 精神障害者保健福祉手帳の取得状況

第103回午後:第89問

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律により、病院の管理者が精神科病院に入院中の者に対して制限できるのはどれか。2つ選べ

1: 手紙の発信

2: 弁護士との面会

3: 任意入院患者の開放処遇

4: 信書の中の異物の受け渡し

5: 人権擁護に関する行政機関の職員との電話