第107回午後第40問の類似問題

第100回午前:第44問

麻薬の取り扱いで正しいのはどれか。

1: 看護師は麻薬施用者免許の申請ができる。

2: 病棟での麻薬の保管は劇薬と同一の扱いにする。

3: 使用後、アンプルに残った薬液は病棟で破棄する。

4: 麻薬を紛失したら、麻薬管理者は都道府県知事に届け出る。

第103回午後:第16問

医療機関における麻薬の取り扱いについて正しいのはどれか。

1: 麻薬と毒薬は一緒に保管する。

2: 麻薬注射液は複数の患者に分割して用いる。

3: 使用して残った麻薬注射液は病棟で廃棄する。

4: 麻薬注射液の使用後のアンプルは麻薬管理責任者に返却する。

第105回午後:第41問

病棟での医薬品の管理で正しいのはどれか。

1: 生ワクチンは常温で保存する。

2: 溶解した薬剤は冷凍保存する。

3: 劇薬は施錠できる場所に保管する。

4: アンプルに残った麻薬注射液は廃棄する。

第110回午前:第63問

精神保健指定医について正しいのはどれか。

1: 医療法で規定されている。

2: 都道府県知事が指定する。

3: 障害年金の支給判定を行う。

4: 精神科病院入院患者の行動制限にかかわる医学的判定を行う。

第102回午後:第52問

精神科病院に入院中の患者の法的処遇について正しいのはどれか。

1: 患者は退院を請求できる。

2: 看護師は面会を制限できる。

3: 保護者は外出の可否を判断できる。

4: 精神保健指定医は手紙の発信を制限できる。

Aさん(32歳、男性)は、仕事上のストレスを抱えていた際に知人から誘われ、覚せい剤を常用するようになり逮捕された。保釈後、薬物依存症の治療を受けることができる精神科病院に入院し、治療プログラムに参加することになった。

第110回午後:第109問

入院時のAさんへの看護師の対応として適切なのはどれか。

1: 二度と使用しないと約束させる。

2: 回復が期待できる病気であることを伝える。

3: 使用をやめられなかったことに対する反省を促す。

4: 自分で薬物を断ち切る強い意志を持つように伝える。

第103回午後:第4問

医師の指示を受けて看護師が行うことのできる業務はどれか。

1: 薬剤の処方

2: 死亡の判定

3: 静脈内注射

4: 診断書の交付

第106回午後:第32問

保健師助産師看護師法に定められているのはどれか。

1: 免許取得後の臨床研修が義務付けられている。

2: 心身の障害は免許付与の相対的欠格事由である。

3: 看護師籍の登録事項に変更があった場合は2か月以内に申請する。

4: 都道府県知事は都道府県ナースセンターを指定することができる。

第101回午前:第86問

看護師等の人材確保の促進に関する法律に規定されている内容で、正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 看護師免許の申請

2: 保健師等再教育研修

3: 看護師等就業協力員の委嘱

4: 看護師等学校養成所の指定

5: 都道府県ナースセンターの指定

第101回午後:第78問

精神科病棟に入院しているAさんの服薬管理は、看護師が行っている。 入院中の服薬を自己管理に移行できるかを判断する際に、看護師が情報収集する項目として優先度が高いのはどれか。

1: 入院形態

2: 入院期間

3: 退院後の同居者の有無

4: 副作用の生活への影響

Aさん(32歳、男性)。自宅の部屋で多量の鎮咳薬を見つけた母親に心配され、自宅近くの病院を受診した。「5年前、仕事が忙しくなって風邪がなかなか治らないことがあった。そのときに処方された咳止めの薬を飲むと、頭がボーッとして気持ちが良かったのがきっかけで、近所の薬局で咳止めを買うようになった。3年前から飲む量が増えるようになり、やめられなくなっている。仕事もうまくいかなくなり、退職した」と言う。Aさんは紹介を受けた精神科を受診した。

第107回午後:第107問

Aさんは鎮咳薬による薬物依存症と診断され、任意入院となった。入院2週後、Aさん、主治医および担当看護師で、今後の治療について話し合った。Aさんは「今までは自分の力で薬をやめられると思ったけれど、やっぱりできなかった。仕事もしていないし、家に帰ったらまた薬を買ってしまいそうだ。今度こそ何とかやめたい」と話している。 Aさんへの対応として最も適切なのはどれか。

1: 服薬心理教育を実施する。

2: ハローワークを紹介する。

3: 生活技能訓練〈SST〉を勧める。

4: 薬物依存症者のリハビリテーション施設の情報を提供する。

第109回午前:第29問

公費医療と法の組合せで正しいのはどれか。

1: 未熟児の養育医療―医療法

2: 結核児童の療養給付―児童福祉法

3: 麻薬中毒者の措置入院―精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)

4: 定期予防接種による健康被害の救済措置―感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)

第109回午後:第74問

与薬の事故防止に取り組んでいる病院の医療安全管理者が行う対策で適切なのはどれか。

1: 与薬の業務プロセスを見直す。

2: 医師に口頭での与薬指示を依頼する。

3: 病棟ごとに与薬マニュアルを作成する。

4: インシデントを起こした職員の研修会を企画する。

第108回午後:第5問

看護師の免許の取消しを規定するのはどれか。

1: 刑法

2: 医療法

3: 保健師助産師看護師法

4: 看護師等の人材確保の促進に関する法律

第107回午前:第89問

精神科病院で行動制限を受ける患者への対応で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 行動制限の理由を患者に説明する。

2: 原則として2名以上のスタッフで対応する。

3: 信書の発受の対象は患者の家族に限定する。

4: 精神保健指定医による診察は週1回とする。

5: 12時間を超えない隔離は看護師の判断で実施する。

第108回午前:第76問

看護師Aが患者Bの点滴ボトルに薬剤を注入しているとき、新人看護師から患者Cについて相談を受けた。看護師Aが作業を中断し新人看護師に対応した後、患者Bの点滴ボトルに患者Cの名前を記入するというヒヤリハットが発生した。 この病棟の看護師長が行う再発防止策で適切なのはどれか。

1: 看護師Aに対策を考えさせる。

2: 看護師Aを注射の業務から外す。

3: 作業中断の対策を病棟チームで検討する。

4: 再発防止カンファレンスを1か月後に計画する。

第107回午後:第81問

社会福祉士及び介護福祉士法に基づき、介護福祉士が一定の条件を満たす場合に行うことができる医療行為はどれか。

1: 摘便

2: 創処置

3: 血糖測定

4: 喀痰吸引

5: インスリン注射

Aさん(35歳、男性、会社員)は妻(32歳、主婦)と子ども(2歳)と3人暮らし。5年前にうつ病depressionと診断された。半年前に営業部門に異動し、帰宅後も深夜まで仕事をする日が続いていた。「仕事のことが気になってしまい、焦りと不安ばかりが増して眠れない。会社に行くのが苦しい、入院させてもらえないか」と訴えがあり、休養と薬物の調整を目的として精神科病院に入院となった。入院後、Aさんから「実は薬を飲むのが嫌で、途中から飲むのをやめていたんです。薬を飲みたくないのですが、どうしたらよいでしょうか」と看護師に相談があった。

第111回午後:第109問

看護師のAさんへの対応で最も適切なのはどれか。

1: 薬を飲みたくない理由を尋ねる。

2: 薬を飲むことを約束してもらう。

3: 自己判断で薬をやめたことへの反省を促す。

4: 薬の管理はAさんの妻にしてもらうよう勧める。

第105回午後:第5問

医師の指示がある場合でも看護師に禁止されている業務はどれか。

1: 静脈内注射

2: 診断書の交付

3: 末梢静脈路の確保

4: 人工呼吸器の設定の変更

Aさん(42歳、男性)は、統合失調症(schizophrenia)で入院中だが、3ヶ月の治療で症状が改善したため、退院することになった。Aさんは、統合失調症(schizophrenia)で数回の入院経験があるが、前回の退院後に拒薬がみられたため、今回は2週間に1回の訪問看護が計画されている。Aさんはアパートで1人で暮らしている。身体的な疾患はない。

第100回午後:第93問

訪問時、ごみ箱に多くの内服薬が捨てられていた。Aさんは「その薬は飲んではいけないとみんなが言うし、飲むと体がだるくなるので飲みたくない」と言う。 看護師の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 「そんなはずはありませんよ」

2: 「しばらく内服を休みましょう」

3: 「服薬チェック表を使ってみましょう」

4: 「薬を飲んだ後の症状を聞かせてください」

5: 「薬の内容について主治医に相談してみませんか」