第107回午後第18問の類似問題

第107回午前:第31問

排泄行動が自立している入院中の男性高齢者が、夜間の排尿について「夜は何度もトイレに行きたくなります。そのたびにトイレまで歩くのは疲れます」と訴えている。 この患者の看護で適切なのはどれか。

1: おむつの使用

2: 夜間の尿器の使用

3: 就寝前の水分摂取の制限

4: 膀胱留置カテーテルの挿入

第110回午後:第27問

腸閉塞ileusについて正しいのはどれか。

1: 仰臥位の腹部エックス線写真で鏡面像を認める。

2: 経口による水分摂取は少量にする。

3: イレウス管を小腸に留置する。

4: 抗菌薬の投与は禁忌である。

第105回午前:第71問

膀胱留置カテーテルの写真を図に示す。 成人女性に膀胱留置カテーテルが挿入されている場合、体内に留置されている長さで最も適切なのはどれか。

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第104回午前:第55問

A さん(66 歳、男性)は、尿管結石症 (ureterolithiasis) で入院し、鎮痛薬の投与と点滴静脈内注射による持続輸液が開始された。日常生活は自立している。輸液開始の 1 時間後、A さんの病室で大きな音がしたので看護師が駆けつけると、A さんはベッドサイドに座り込んでいた。「トイレに行こうとベッドから立ち上がろうとして、点滴のスタンドをつかんだら滑った」と話した。転倒後の診察の結果に異常はなかった。A さんが再び転倒しないための対応で最も適切なのはどれか。

1: 床上排泄にする。

2: 誰の過失か明らかにする。

3: 転倒の原因を一緒に考える。

4: 夜間は家族に付き添いを依頼する。

A君(2か月、男児)は、1か月児健康診査で尿道下裂(hypospadias)の疑いを指摘され、小児科を受診した。検査の結果、遠位型尿道下裂(distal hypospadias)と診断された。主治医から母親に対し、体重の増加を待ち1歳前後で尿道形成術を行う必要性について説明があった。母親から看護師に対し「手術を受けるまでの間、どう過ごしたらよいですか」と質問があった。

第106回午前:第102問

A君は、手術を受けて1週が経過した。全身状態が安定したため、尿道カテーテルが抜去された。医師から母親に「3日間、経過を観察し、問題がなければ退院できます。退院1か月後に外来を受診してください」と説明があった。退院から外来受診までの日常生活の留意点に関して看護師が母親へ指導することになった。 指導で適切なのはどれか。

1: 「水分は控えましょう」

2: 「入浴は避けましょう」

3: 「1日1回導尿をしましょう」

4: 「腹ばいの姿勢は避けましょう」

第101回午前:第19問

腹腔ドレーンの排液バッグをベッド柵にかけた図を示す。 正しいのはどれか。

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第102回午後:第16問

グリセリン浣腸を実施する際、腸管穿孔の危険性が最も高い体位はどれか。

1: 立位

2: 側臥位

3: 仰臥位

4: シムス位

第106回午後:第65問

女性の骨盤腔内器官について腹側から背側への配列で正しいのはどれか。

1: 尿道 ──── 肛門管 ──── 腟

2: 腟 ──── 尿道 ──── 肛門管

3: 肛門管 ──── 腟 ──── 尿道

4: 尿道 ──── 腟 ──── 肛門管

5: 腟 ──── 肛門管 ──── 尿道