食物の嚥下において喉頭蓋が喉頭口を閉鎖する時期はどれか。
1: 先行期
2: 準備期
3: 口腔期
4: 咽頭期
5: 食道期
喉頭摘出および気管孔造設術を受けた患者でみられるのはどれか。 2 つ選べ。
1: 誤嚥をしやすい。
2: 咀嚼がしにくい。
3: においが分かりづらい。
4: 高い音が聞こえにくい。
5: 飲み込んだ食物が鼻に逆流しやすい。
加齢に伴う呼吸機能の変化で正しいのはどれか。
1: 残気量の低下
2: 肺活量の低下
3: 1秒率の増加
4: 気道クリアランスの向上
副交感神経の作用はどれか。2つ選べ。
1: 瞳孔の散大
2: 発汗の促進
3: 心拍数の低下
4: 気管支の拡張
5: 消化液の分泌亢進
Aさん(85歳、男性)は、妻と2人で暮らしていたが、自宅で意識を消失して緊急入院した。検査の結果、右中大脳動脈領域の脳梗塞(cerebral infarction)と診断された。意識は回復したが左片麻痺があり、発症後3日からベッド上での関節可動域訓練(ROM訓練)が開始された。
発症後8日。Aさんは「ご飯が食べたい」と話した。左口角から流涎があるが、唾液は飲み込めている。日中、うとうとしていることもある。 Aさんへの嚥下機能の間接訓練で適切なのはどれか。
1: 義歯を外して行う。
2: ROM訓練の後に行う。
3: 疲労状態を確認しながら行う。
4: 覚醒が悪い日は訓練を中止する。
副交感神経系の作用はどれか。2つ選べ。
1: 瞳孔の収縮
2: 発汗の促進
3: 気管支の拡張
4: 唾液分泌の亢進
5: 消化管運動の抑制