定期予防接種の対象である疾患はどれか。2つ選べ。
1: 麻疹(measles)
2: 水痘(varicella)
3: 風 疹(rubella)
4: B型肝炎(hepatitis B)
5: 流行性耳下腺炎(mumps)
体幹部の写真を別に示す。最も疑われるウイルス感染症はどれか。
1: 伝染性軟属腫(molluscum contagiosum)
2: 伝染性紅斑(erythema infectiosum)
3: 水痘(varicella)
4: 風疹(rubella)
妊娠初期の感染で児に難聴が生じる可能性が高いのはどれか。
1: 水痘varicella
2: 風疹rubella
3: 麻疹measles
4: 流行性耳下腺炎mumps
予防接種法において定期予防接種の対象となっている疾患はどれか。2つ選べ。
1: 結 核 (tuberculosis)
2: 水 痘 (varicella)
3: 風しん (rubella)
4: B型肝炎 (hepatitis B)
5: 流行性耳下腺炎 (mumps)
Behcet〈ベーチェット〉病(Behcet’s disease)に特徴的なのはどれか。
1: 真珠腫(cholesteatoma)
2: 粘液水腫(myxedema)
3: 紫紅色紅斑
4: 外陰部潰瘍(vulvar ulcer)
皮膚筋炎dermatomyositisの皮膚症状はどれか。
1: 環状紅斑
2: 蝶形紅斑
3: ディスコイド疹
4: ヘリオトロープ疹
Aさん(64歳、男性)は肺炎pneumoniaのため抗菌薬の投与目的で入院となった。治療開始後3日に全身の皮膚、眼瞼結膜および口腔粘膜に紅斑と水疱が出現した。バイタルサインは、体温38.5℃、呼吸数24/分、脈拍80/分、血圧124/80mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96%(room air)であった。 Aさんに出現している症状から考えられる病態はどれか。
1: 後天性表皮水疱症acquired epidermolysis bullosa
2: Sjögren〈シェーグレン〉症候群Sjögren’s syndrome
3: 全身性エリテマトーデスsystemic lupus erythematosus
4: Stevens-Johnson〈スティーブンス・ジョンソン〉症候群Stevens-Johnson syndrome
Aさん(28歳、女性)は、サーフィンが趣味で休日は海岸にいることが多い。Aさんは数ヶ月前から前胸部や腕に皮疹がみられ、日焼け後の疲労も強くなり、先月からサーフィンに行くことができなくなっていた。また数週間前から関節痛、微熱、倦怠感があり、2日前から39度台の発熱が続いたため受診した。血液検査等の結果、全身性エリテマトーデス〈SLE〉(systemic lupus erythematousus)を疑われ、緊急入院になった。
Aさんの顔面が赤くなっていることに驚き、「頬のあざのようなものは消えるのでしょうか」と医師に尋ねた。医師は「治療の効果が出てくれば消えます」と説明した。 Aさんは顔面の発赤で最も考えられるのはどれか。
1: ばら疹
2: 蝶形紅斑
3: 結節性紅斑
4: 伝染性紅斑
Aさん(58歳、女性)は、 3年前に慢性閉塞性肺疾患(chronicobstructive pulmonary disease)と診断された。3日前に38 .0℃の発熱があった。市販の総合感冒薬を内服して様子をみていたが、昨晩から黄色痰がみられ、息苦しさが増強した。外来を受診したところ肺炎(pneumonia)と診断され、入院した。入院時の状態は、体温 38.2 ℃、呼吸数28 /分、脈拍 92/分、血圧 138/72mmHg。
現時点の症状として考えられるのはどれか。
1: 呼吸の断続性副雑音
2: Biot〈ビオー〉呼吸
3: 顔面浮腫
4: 皮下気腫
下腿の蜂窩織炎(cellulitis)を繰り返している患者への炎症徴候を早期に発見するための指導で最も適切なのはどれか。
1: 「入浴後に観察しましょう」
2: 「体温は毎朝測りましょう」
3: 「膿(うみ)が出ていないか観察しましょう」
4: 「赤くなっていないか観察しましょう」