第106回午前第44問の類似問題

第111回午前:第23問

上腕出血時の間接圧迫止血の部位はどれか。

1: 腋窩動脈

2: 尺骨動脈

3: 大腿動脈

4: 橈骨動脈

第103回午前:第46問

動脈性外出血の止血帯を用いた間接圧迫法について適切なのはどれか。

1: 圧迫開始時刻を記載する。

2: 幅が 1 cmの止血帯を用いる。

3: 動脈圧より低い圧を加える。

4: 圧迫は 2時間に 1回緩める。

第111回午後:第40問

四肢の動脈性外出血に対する止血法で適切なのはどれか。

1: 出血部位を心臓より高く保つ。

2: 止血帯は幅1cm未満を用いる。

3: 止血帯は連続して4時間使用する。

4: 出血部位を動脈圧より低い圧で圧迫する。

第100回午前:第80問

下肢静脈血栓によって塞栓が起こる可能性があるのはどれか。

1: 腎動脈

2: 肺動脈

3: 大腿動脈

4: 椎骨動脈

5: 中大脳動脈

第107回午後:第71問

無対の静脈はどれか。

1: 鎖骨下静脈

2: 総腸骨静脈

3: 内頸静脈

4: 腕頭静脈

5: 門脈

第102回午前:第78問

人体の右側のみにあるのはどれか。

1: 総頸動脈

2: 腕頭動脈

3: 腋窩動脈

4: 内頸動脈

5: 鎖骨下動脈

第108回午後:第39問

永久的止血法に含まれるのはどれか。

1: 止血帯法

2: タンポン法

3: 血管結紮法

4: 間接圧迫止血法

第103回午前:第20問

一般検査時の採血に最も用いられる静脈はどれか。

1: 上腕静脈

2: 大腿静脈

3: 大伏在静脈

4: 肘正中皮静脈

第101回午後:第13問

全身性のけいれん発作時の対応で優先するのはどれか。

1: 血圧測定

2: 四肢の固定

3: 気道の確保

4: 静脈路の確保

第108回午前:第22問

成人の採血検査で最も用いられるのはどれか。

1: 外頸静脈

2: 大腿静脈

3: 大伏在静脈

4: 肘正中皮静脈

第101回午後:第47問

静脈血採血の部位として選択してよいのはどれか。

1: 左鎖骨下静脈から中心静脈栄養を実施している人の左上肢

2: 右乳房切除術でリンパ節郭清をした人の右上肢

3: 左上肢に透析シャントがある人の左上肢

4: 右手背で輸液をしている人の右上肢

Aさん (48歳、男性、会社員 )は、 8年前から高血圧症 (hypertension)、脂質異常症 (dyslipidemia)および 労作性狭心症 (angina of effort)に対して内服治療をしていた。胸部絞扼感が時々出現するため、経皮的冠動脈形成術〈PCI〉を実施することになった。 Aさんは身長 165 cm、体重80 kgである。午前 9時過ぎから左橈骨動脈を穿刺し、狭窄部位である左冠状動脈にステント留置術が行われ、午前 11時ころに終了した。

第103回午後:第91問

経皮的冠動脈形成術〈PCI〉終了後、穿刺部位を圧迫固定した。気分不快などの症状はない。術後の Aさんへの説明で適切なのはどれか。

1: 「すぐに歩行できます」

2: 「夕食まで食事はできません」

3: 「 2日後までシャワー浴はできません」

4: 「左手首の圧迫固定は明日の朝まで行います」

Aさん(56歳、男性)は、コンビニエンスストアの店長で自動車を運転して通勤している。不規則な生活が続き、ストレスが溜まることも多く、十分な睡眠がとれないこともあった。荷物を運ぶときに胸部の圧迫感が繰り返し出現し受診したところ、狭心症(angina pectoris)が疑われたため検査をすることになった。脂質異常症(dyslipidemia)の既往がある。

第107回午前:第92問

検査の結果、Aさんは労作性狭心症(angina of effort)と診断され、硝酸薬、カルシウム拮抗薬および抗血小板薬を内服することになった。その後、外来通院を続け、以前と同様に負荷のかかる作業もできるようになった。内服治療から1か月後、胸部の圧迫感が強くなり、時々左上腕から前腕にかけての放散痛も出現するようになったため、経皮的冠動脈形成術〈PCI〉を受けた。カテーテルは右大腿動脈から挿入されていた。 手術中から抗凝固療法を実施している。 手術直後の観察項目として適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 乏尿の有無

2: 皮膚の黄染

3: 出血の有無

4: 両足背動脈の触知

5: 刺部位の感染徴候

第110回午後:第38問

成人の上腕での触診法による血圧測定で適切なのはどれか。

1: ゴム囊中央が上腕の正中線に沿うように合わせる。

2: マンシェットの幅は13~17cmのものを使用する。

3: 加圧後1秒ごとに10mmHg下がる速さで減圧する。

4: 動脈の拍動が触知できなくなった値からさらに40mmHg加圧する。

第103回午前:第24問

左心室から全身に血液を送り出す血管はどれか。

1: 冠状動脈

2: 下大静脈

3: 肺動脈

4: 肺静脈

5: 大動脈

第105回午前:第27問

血管に吻合がないのはどれか。

1: 皮静脈

2: 冠動脈

3: 膝窩動脈

4: 腸絨毛の毛細血管

Aさん(64歳、男性)は、人工心肺装置を使用した冠動脈バイパス術〈CABG〉を受け、ICUに入室した。手術時間10時間、手術中の輸液量6,200ml、出血量480ml、尿量980mlであった。

第102回午後:第91問

手術直後の血圧72/34mmHg、心拍数110/分、心係数2.0l/分/m2、肺動脈楔入圧20mmHgであったため、大動脈からカテーテルが挿入されて大動脈内バルーンパンピング〈IABP〉が行われている。 Aさんへの看護で適切なのはどれか。

1: 四肢に抑制帯を使用する。

2: 背部の清拭を禁忌とする。

3: 両足背動脈の拍動を確認する。

4: Trendelenburg〈トレンデレンブルグ〉体位にする。