第106回午前第8問の類似問題

第102回午前:第64問

高齢者に多い弛緩性便秘の原因で正しいのはどれか。

1: 長期臥床

2: 便意の我慢

3: 腸管内の炎症

4: 下行結腸の蠕動亢進

第111回午前:第54問

30歳を100%とした生理機能と比較して、老年期において機能の残存率の平均値が最も低下するのは次のうちどれか。

1: 基礎代謝率

2: 最大換気量

3: 細胞内水分量

4: 神経伝導速度

第100回午前:第50問

成人期で、加齢に伴い糖尿病(diabetes mellitus)を発症しやすくなる原因はどれか。

1: 腎機能の低下

2: 免疫機能の低下

3: 動脈硬化の悪化

4: インスリン感受性の低下

第104回午前:第28問

低体温からの回復に伴う生体の反応はどれか。

1: 廃用

2: 発汗

3: ふるえ

4: 乳酸の蓄積

第105回午後:第85問

壮年期の特徴はどれか。2つ選べ。

1: 骨密度の増加

2: 味覚の感度の向上

3: 総合的判断力の向上

4: 早朝覚醒による睡眠障害

5: 水晶体の弾力性の低下による視機能の低下

第102回午前:第9問

成人期において基礎代謝量が最も多い時期はどれか。

1: 青年期

2: 壮年前期

3: 壮年後期

4: 向老期

第100回午前:第64問

薬物と特に高齢者で観察すべき内容との組合せで正しいのはどれか。

1: ループ利尿薬 ──── 出血傾向

2: ベンゾジアゼピン系睡眠薬 ──── 血中尿酸値

3: 非ステロイド性消炎鎮痛薬 ──── 消化器症状

4: β遮断薬 ──── 血中カリウム濃度

9歳のAちゃんは、2か月前から口渇、多飲および多尿があった。学校の健康診断で尿糖が陽性であったため、受診した。受診時の検査で、Aちゃんは血糖398mg/dl(食後3時間経過)、HbA1C9.3%、動脈血pH7.40、尿糖4+、尿ケトン体+で、1型糖尿病(type 1 diabetes mellitus)の疑いで入院した。

第100回午前:第112問

Aちゃんのアセスメントで正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 高血糖

2: 浸透圧利尿

3: 腎機能の低下

4: ケトアシドーシス

5: グルカゴンの分泌低下

第111回午後:第15問

低体温から回復するための生体の反応はどれか。

1: 発汗

2: ふるえ

3: 乳酸の蓄積

4: 体表面への血流増加

第107回午後:第86問

甲状腺ホルモンの分泌が亢進した状態の身体所見について正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 徐脈

2: 便秘

3: 眼球突出

4: 皮膚乾燥

5: 手指振戦

第111回午後:第8問

次の時期のうち基礎代謝量が最も多いのはどれか。

1: 青年期

2: 壮年期

3: 向老期

4: 老年期

第107回午前:第12問

頻回の嘔吐で生じやすいのはどれか。

1: 血尿

2: 低体温

3: 体重増加

4: アルカローシス

第109回午後:第55問

老化によって減少または低下するのはどれか。

1: 重心の動揺

2: 糸球体の数

3: 嗅覚の閾値

4: 前立腺の重量

第101回午後:第63問

高齢者の疾患の特徴として正しいのはどれか。

1: ADLへの影響は少ない。

2: 症状の出現は定型的である。

3: 環境からの影響を受けにくい。

4: 複数の臓器に障害が生じやすい。

第101回午前:第64問

ベンゾジアゼピン系薬を服用中の高齢者について、若年者と比較した特徴で正しいのはどれか。

1: 薬物感受性が低い。

2: 薬物の作用が持続しにくい。

3: 薬物の相互作用が起こりにくい。

4: 薬物の血中濃度が高くなりやすい。

第100回午前:第61問

加齢に伴う呼吸機能の変化で正しいのはどれか。

1: 残気量の低下

2: 肺活量の低下

3: 1秒率の増加

4: 気道クリアランスの向上

第106回午前:第7問

第二次性徴による身体の変化で正しいのはどれか。

1: 精通

2: 体重減少

3: 内臓脂肪の増加

4: 第1大臼歯の萌出

第106回午後:第49問

高齢者に術後の呼吸器合併症が発症しやすい理由で正しいのはどれか。

1: 残気量の減少

2: 肺活量の低下

3: 嚥下反射の閾値の低下

4: 気道の線毛運動の亢進

第106回午後:第8問

基礎代謝量が最も多い時期はどれか。

1: 青年期

2: 壮年期

3: 向老期

4: 老年期

Aさん(88歳、男性)は、10年前に脳梗塞cerebral infarctionを発症し左半身麻痺の後遺症がある。杖歩行はでき、要介護2で介護保険サービスを利用中である。Aさんが最近食欲がなく、水分もあまり摂らず、いつもと様子が違うことを心配した妻がAさんに付き添って受診した。 身体所見:呼びかけに対して返答はあるが反応はやや遅い。麻痺の症状に変化はない。  バイタルサインは、体温37.5℃、呼吸数20/分、脈拍100/分、血圧140/60mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%(room air)。 検査所見:赤血球410万/μL、白血球6,800/μL、Ht50%、総蛋白6.5g/dL、尿素窒素25mg/dL、Na150mEq/L、K3.8mEq/L、血糖値110mg/dL、CRP0.01mg/dL。胸部エックス線写真に異常なし。

第110回午後:第118問

Aさんの状態をアセスメントするために、外来看護師が収集すべき情報で優先度が高いのはどれか。

1: 口渇感

2: 呼吸音

3: 尿比重

4: 腹部膨満感