幼児を対象とする定期予防接種はどれか。
1: DTワクチン(二種混合)
2: ロタウイルスワクチン
3: BCGワクチン
4: 水痘ワクチン
予防接種に生ワクチンが使用される疾患はどれか。2つ選べ。
1: ジフテリアdiphtheria
2: 日本脳炎Japanese encephalitis
3: 破傷風tetanus
4: 結核tuberculosis
5: 麻疹measles
日本国内から排除されておらず、ワクチンの2回接種を推進している感染症はどれか。
1: 麻疹(measles)
2: 破傷風(tetanus)
3: ジフテリア(diphtheria)
4: 急性灰白髄炎(poliomyelitis)
定期予防接種の対象である疾患はどれか。2つ選べ。
1: 麻疹(measles)
2: 水痘(varicella)
3: 風 疹(rubella)
4: B型肝炎(hepatitis B)
5: 流行性耳下腺炎(mumps)
予防接種法において定期予防接種の対象となっている疾患はどれか。2つ選べ。
1: 結 核 (tuberculosis)
2: 水 痘 (varicella)
3: 風しん (rubella)
4: B型肝炎 (hepatitis B)
5: 流行性耳下腺炎 (mumps)
麻疹(measles)に関して正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 合併症として脳炎がある。
2: 感染力は発疹期が最も強い。
3: 効果的な抗ウイルス薬がある。
4: 2回のワクチン定期接種が行われている。
5: エンテロウイルスの感染によって発症する。
慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease)の患者にワクチン接種を勧めるのはどれか。
1: B型肝炎(hepatitis B)
2: 日本脳炎(Japanese encephalitis)
3: 流行性耳下腺炎(mumps)
4: インフルエンザ(influenza)
平成27年(2015年)時点での世界の三大感染症に入るのはどれか。
1: ポリオ〈急性灰白髄炎〉poliomyelitis
2: マラリアmalaria
3: 天然痘smallpox
4: 麻疹measles
A さん(14 歳、男子、中学生)は、両親と弟( 7 歳)との 4 人で暮らしている。Duchenne〈デュシェンヌ〉型筋ジストロフィー (Duchenne muscular dystrophy) で 2 年前に誤嚥性肺炎 (aspiration pneumonia) を繰り返し、経鼻経管栄養法と在宅酸素療法とを開始した。その後、呼吸障害が進行し、非侵襲的陽圧換気による呼吸管理目的で入院した。A さんは「特別支援学校に戻って友達に会いたい。夜に使うマスクに早く慣れたい」と訴えた。A さんは自宅に戻って訪問看護を利用する予定である。身体障害者手帳(肢体不自由 1 級)が交付されている。
退院後 6 か月。A さんは特別支援学校に通学している。弟の小学校でインフルエンザが例年より早い時期から流行し始めた。弟はインフルエンザの予防接種を受けていた。A さんの母親は「A にインフルエンザがうつらないか心配です」と訪問看護師に話した。母親への訪問看護師の助言として最も適切なのはどれか。
1: 「A さんを隔離しましょう」
2: 「ショートステイを利用してみましょう」
3: 「予防接種について主治医に相談してみましょう」
4: 「弟さんは予防接種を受けているので A さんにはうつりませんよ」
Aちゃん(5歳、女児)は、インフルエンザ脳症(influenza encephalopathy)の終末期である。Aちゃんに意識はなく、付き添っている母親は「私がもっと早く病院に連れて来ればこんなことにならなかったのに」と病室で泣いている。Aちゃんの母親への対応で適切なのはどれか。
1: 母親に受診が遅くなった状況を聞く。
2: 母親がAちゃんに対してできるケアを提案する。
3: 病気で亡くなった子どもの親の会を母親に紹介する。
4: 母親が泣いている間はAちゃんの病室に居ることができないと母親に説明する。
Aちゃん5歳、(男児)は、2日前に39 ℃に発熱して両側の耳下腺部の痛みを訴えた。昨日から同部位の腫脹がみられ、頭痛を訴えている。夜間に嘔吐が4回あり、発熱と頭痛が持続したため、本日父親に連れられて来院し、髄膜炎(meningitis)の疑いで個室に入院した。通っている幼稚園には、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)(mumps) 罹患児が数名いる。 既往歴 :特記すべきことはない。 予防接種歴:年齢の定期接種はすべて済んでいる。おたふくかぜワクチンは未接種である。 家族歴 :両親は流行性耳下腺炎(mumps)罹患の既往がある。妹のBちゃん、(3歳)は、年齢相応の定期予防接種は済んでいるが、おたふくかぜワクチンは未接種である。また、流行性耳下腺炎(mumps)罹患の既往はない 。 身体所見 :体温39.2 ℃、項部硬直あり。両側耳下腺部の腫脹と圧痛あり。胸部聴診で異常なし。腹部は平坦で軟、圧痛なし。Kernig<ケルニッヒ>徴候あり。 検査所見 :白血球8,760/μL。血清アミラーゼ834 U/L (基準44~132)、CRP 0.1mg/dL。
検査の結果、Aちゃんはムンプス髄膜炎(mumps meningitis)と診断された。父親から看護師に「先ほど主治医の先生から、面会やAの入院中の生活に制限があると聞きました。詳しく教えてください」と質問があった。看護師の説明で適切なのはどれか。
1: 「親の面会は可能です」
2: 「Bちゃんの面会は可能です」
3: 「Aちゃんはプレイルームで遊べます」
4: 「Aちゃんは病室内でガウンを着てもらいます」
日本における平成21年(2009年)の5〜9歳の子どもの死因で最も多いのはどれか。
1: 肺炎(pneumonia)
2: 心疾患(heart disease)
3: 不慮の事故(accidents)
4: 悪性新生物(malignant neoplasm)