第105回午後第50問の類似問題

第110回午前:第50問

加齢によって高齢者に便秘が起こりやすくなる原因で適切なのはどれか。

1: 経口摂取量の低下

2: 味覚の閾値の低下

3: 腸管での水分吸収の低下

4: 直腸内圧感受性の閾値の低下

第102回午前:第64問

高齢者に多い弛緩性便秘の原因で正しいのはどれか。

1: 長期臥床

2: 便意の我慢

3: 腸管内の炎症

4: 下行結腸の蠕動亢進

第111回午後:第19問

大腸の狭窄による便秘はどれか。

1: 器質性便秘

2: 痙攣型便秘

3: 弛緩型便秘

4: 直腸性便秘

第106回午後:第70問

病的な老化を示すのはどれか。

1: 肝臓の萎縮

2: 動脈の粥状硬化

3: 毛様体筋の機能低下

4: 心筋の弾性線維の減少

5: 膀胱の平滑筋の線維化

第108回午後:第14問

浮腫の原因となるのはどれか。

1: 膠質浸透圧の上昇

2: リンパ還流の不全

3: 毛細血管内圧の低下

4: 毛細血管透過性の低下

第102回午後:第86問

加齢によって高齢者に脱水が起こりやすくなる理由はどれか。2つ選べ。

1: 骨量の減少

2: 筋肉量の減少

3: 末血管抵抗の増強

4: 渇中枢の感受性の低下

5: 腎臓のナトリウム保持機能の亢進

第106回午後:第75問

排便時の努責で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 直腸平滑筋は弛緩する。

2: 呼息位で呼吸が止まる。

3: 外肛門括約筋は収縮する。

4: 内肛門括約筋は弛緩する。

5: 腹腔内圧は安静時より低下する。

第108回午前:第38問

便秘を訴えている患者の打診のアセスメント項目で適切なのはどれか。

1: 固い腫瘤

2: 筋性防御

3: 叩打痛

4: 鼓腸

第109回午前:第78問

排尿時に収縮するのはどれか。

1: 尿管

2: 尿道

3: 膀胱平滑筋

4: 内尿道括約筋

5: 外尿道括約筋

第109回午後:第8問

老年期にみられる身体的な変化はどれか。

1: 血管抵抗の増大

2: 消化管の運動の亢進

3: 水晶体の弾性の増大

4: メラトニン分泌量の増加

第103回午後:第64問

妊娠中期から末期の便秘について適切なのはどれか。

1: 妊娠中期は妊娠末期と比較して生じやすい。

2: エストロゲンの作用が影響している。

3: 子宮による腸の圧迫が影響している。

4: けいれん性の便秘を生じやすい。

第101回午前:第47問

Aさん(80歳、男性)は、 1人暮らしで以前から軽度の物忘れがある。かかりつけ医から「Aさんは便秘がちで改善しない状況が続いている。訪問してケアして欲しい」と訪問看護の依頼があった。訪問看護師が訪問したところ、腹部に便塊を触知し、腸蠕動音は微弱であった。 訪問看護師の対応で優先度が高いのはどれか。

1: 腹部の温罨法を実施する。

2: 市販の緩下薬の服用を勧める。

3: 排便チェック表の記入を指導する。

4: ホームヘルパーに食事の準備を依頼する。

第104回午前:第64問

高齢女性に生じやすい疾患と原因の組合せで正しいのはどれか。

1: 腟炎 (vaginitis) ──── 腟分泌物の酸性化

2: 外陰炎 (vulvitis)  ──── プロゲステロンの減少

3: 子宮脱 (uterine prolapse)  ──── 骨盤底筋群の筋力低下

4: 子宮体癌 (uterine corpus cancer)  ──── プロラクチンの増加

第111回午後:第56問

高齢者に経口薬の薬効が強く現れる理由はどれか。

1: 骨密度の低下

2: 胃酸分泌の減少

3: 消化管運動の低下

4: 血清アルブミンの減少

第101回午前:第8問

加齢による身体機能の変化で上昇・増加するのはどれか。

1: 肺活量

2: 基礎代謝率

3: 収縮期血圧

4: 胃液分泌量

第106回午後:第81問

腹圧性尿失禁(stress incontinence of urine)のケアとして適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 下腹部を保温する。

2: 骨盤底筋群訓練を促す。

3: 定期的な水分摂取を促す。

4: 恥骨上部の圧迫を指導する。

5: 尿意を感じたら早めにトイレへ行くことを促す。

第106回午後:第47問

高齢者施設に入所中のAさん(78歳、女性)は、長期間寝たきり状態で、便秘傾向のため下剤を内服している。下腹部痛と便意を訴えるが3日以上排便がなく、浣腸を行うと短く硬い便塊の後に、多量の軟便が排泄されることが数回続いている。既往歴に、消化管の疾患や痔(hemorrhoid)はない。 Aさんの今後の排便に対する看護として最も適切なのはどれか。

1: 直腸の便塊の有無を確認する。

2: 止痢薬の処方を医師に依頼する。

3: 1日の水分摂取量を800mL程度とする。

4: 食物繊維の少ない食事への変更を提案する。

第107回午後:第78問

筋骨格系の加齢に伴う変化が発症の一因となるのはどれか。

1: 肺結核(pulmonary tuberculosis)

2: 骨盤臓器脱(pelvic organ prolapse)

3: 前立腺肥大症(prostatic hyperplasia)

4: 加齢黄斑変性(age-related macular degeneration)

5: 慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉(chronic obstructive pulmonary disease)

第100回午前:第90問

妊娠に伴う身体の変化で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 腸蠕動の亢進

2: 膣分泌物の減少

3: 拡張期血圧の上昇

4: 皮膚の瘙痒感の増加

5: 尿中への糖の排泄増加

第102回午後:第62問

加齢による身体生理機能の変化とそれによって影響を受ける薬物動態の組合せで正しいのはどれか。

1: 体内水分量の減少 ─ 代謝

2: 体内脂肪量の増加 ─ 排泄

3: 血清アルブミンの減少 ─ 分布

4: 糸球体濾過値〈GFR〉の低下 ─ 吸収