下肢静脈血栓によって塞栓が起こる可能性があるのはどれか。
1: 腎動脈
2: 肺動脈
3: 大腿動脈
4: 椎骨動脈
5: 中大脳動脈
左心室から全身に血液を送り出す血管はどれか。
1: 冠状動脈
2: 下大静脈
3: 肺動脈
4: 肺静脈
5: 大動脈
無対の静脈はどれか。
1: 鎖骨下静脈
2: 総腸骨静脈
3: 内頸静脈
4: 腕頭静脈
5: 門脈
成人の採血検査で最も用いられるのはどれか。
1: 外頸静脈
2: 大腿静脈
3: 大伏在静脈
4: 肘正中皮静脈
一般検査時の採血に最も用いられる静脈はどれか。
1: 上腕静脈
2: 大腿静脈
3: 大伏在静脈
4: 肘正中皮静脈
人体の右側のみにあるのはどれか。
1: 総頸動脈
2: 腕頭動脈
3: 腋窩動脈
4: 内頸動脈
5: 鎖骨下動脈
血管造影写真を下に示す。造影部位で正しいのはどれか。
1: 脳動脈
2: 冠動脈
3: 肺動脈
4: 肝動脈
5: 腎動脈
Aさん(26歳、男性)は1か月前から動悸と20m程度の歩行でも息切れが出現するようになった。ぶつけた記憶もないのに下肢に出血斑ができるようになり、医療機関を受診した。Aさんは急性白血病acute leukemiaを疑われ、緊急入院し、後腸骨稜から骨髄穿刺を受けた。 身体所見:意識清明、体温37.2℃、呼吸数17/分、脈拍124/分、血圧96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%(room air)、両下肢に散在する出血斑あり。 検査所見:Hb5.1g/dL、白血球44,960/μL、血小板1.5万/μL、総ビリルビン1.1mg/dL、尿素窒素19.4mg/dL、クレアチニン0.76mg/dL、CRP2.2mg/dL。 胸部エックス線:縦郭・心陰影・肺野に異常なし。
Aさんの骨髄穿刺の30分後に観察すべき項目で優先度が高いのはどれか。
1: 経皮的動脈血酸素飽和度
2: 穿刺部の止血状態
3: 下肢の運動障害
4: 眼瞼結膜
病的な老化を示すのはどれか。
1: 肝臓の萎縮
2: 動脈の粥状硬化
3: 毛様体筋の機能低下
4: 心筋の弾性線維の減少
5: 膀胱の平滑筋の線維化
全身性のけいれん発作時の対応で優先するのはどれか。
1: 血圧測定
2: 四肢の固定
3: 気道の確保
4: 静脈路の確保
血栓が存在することによって脳塞栓症(cerebral embolism)を引き起こす可能性があるのはどれか。
1: 右心室
2: 左心房
3: 腎動脈
4: 上大静脈
5: 大腿静脈