臓器の移植に関する法律における脳死の判定基準で正しいのはどれか。
1: 瞳孔径は左右とも3mm以上
2: 脳波上徐波の出現
3: 微弱な自発呼吸
4: 脳幹反射の消失
5: 浅昏睡
臓器の移植に関する法律において脳死臓器提供が可能になるのはどれか。
1: 1 歳
2: 6 歳
3: 15 歳
4: 20 歳
5: 年齢制限なし
Aさん(99歳、女性)は、特別養護老人ホームに入所している。脳卒中(stroke)の後遺症で左片麻痺がある。肺炎(pneumonia)をきっかけに寝たきりになり、食事摂取量が低下した。Aさんは「私はここで最期を迎えたい。痛い思いはしたくない。死ぬときは苦しまないようにしてもらいたい」と何度も話すようになった。娘夫婦と孫とが頻繁に面会に来ている。医師が家族に回復の見込みが低いことを伝え、家族は特別養護老人ホームでの看取りに同意した。
Aさんは深い昏睡の状態になり、四肢の冷感、チアノーゼ及び下顎呼吸が出現してきた。痰は絡んでいない。医師は付き添っていた家族にAさんの死が近いことを告げた。Aさんへの看護師の対応で最も適切なのはどれか。
1: 見守る。
2: 下肢を挙上する。
3: 酸素吸入をする。
4: 気管内吸引をする。
人工呼吸器による陽圧換気によって生じるのはどれか。
1: 肺水腫(pulmonary edema)
2: 脳内出血(intracerebral hemorrhage)
3: 胃液分泌の低下
4: 心拍出量の低下
入院中の患者がベッド上で心肺停止状態となっていた。 発見した看護師が1人の場合、対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 家族に連絡する。
2: 医師を呼びに行く。
3: AEDを取りに行く。
4: 胸骨圧迫を開始する。
5: ナースコールでスタッフを呼ぶ。