第104回午前第81問の類似問題

第101回午後:第60問

不妊症(infertility)とその原因の組合せで正しいのはどれか。

1: 卵管の疎通性障害 ──── 骨盤腹膜炎(pelvic inflammatory disease)

2: 子宮形態異常 ──── 子宮内膜症(endometriosis)

3: 造精能の障害 ──── 勃起不全(erectile dysfunction)

4: 受精障害 ──── エストロゲン分泌不良

第106回午後:第53問

成熟期女性の受胎調節について適切なのはどれか。

1: 経口避妊薬は女性が主導で使用できる。

2: コンドーム法の避妊効果は99%以上である。

3: 基礎体温法は月経が不順な女性に有用である。

4: 子宮内避妊器具〈IUD〉は経産婦より未産婦に挿入しやすい。

第103回午前:第89問

思春期の続発性無月経について正しいのはどれか。2つ選べ。

1: ストレスが誘因となる。

2: 乳房の発育は認められない。

3: 急激な体重の増減と関連する。

4: 妊娠を希望するまで治療対象にならない。

5: 診断基準の 1つとして 5か月以上の月経停止がある。

第111回午前:第63問

避妊法について適切なのはどれか。

1: 経口避妊薬は排卵を抑制する。

2: コンドーム法の避妊効果は99%以上である。

3: 基礎体温法は月経が不順な女性に有用である。

4: 子宮内避妊器具〈IUD〉は性交のたびに挿入が必要である。

Aさん(28歳、初産婦) は、夫(30歳) と2 人暮らし。妊娠25週4日に妊娠糖尿病(GDM)(gestational diabetes mellitus)と診断され、インスリンの自己注射を行っている。胎位が骨盤位であったため妊娠38週2日に予定帝王切開術を受け、3,050g の男児を出産した。麻酔は脊髄くも膜下麻酔で、術中の経過に異常はなく、出血量は480mLであった。弾性ストッキングを着用している。児Apgarr(アプガー)スコアは1分後 8点、5分後10点。児のバイタルサインは直腸温37.3℃、呼吸数45/分、心拍数154/分、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)99%であった。

第108回午後:第108問

手術後7日。Aさんの術後の経過は良好である。Aさんの母乳分泌は良好で、 母乳で育てていくことを希望している。Aさんは「2年後にもう1人、子どもが欲 しいと思っています。避妊をどうしたらいいでしょうか」と話す。 Aさんに対する看護師の説明で適切なのはどれか。

1: 「子宮内避妊器具(IUD)は使用できません」

2: 「低用量ピルは産後1か月から使用できます」

3: 「母乳を与えている間は避妊の必要はありません」

4: 「コンドームは性生活を再開するときから使用できます」

第100回午後:第90問

女性の不妊症(infertility)の原因になる可能性がある性感染症〈STD〉はどれか。2つ選べ。

1: 梅毒(syphilis)

2: 淋菌感染症(gonococcal infection)

3: 性器ヘルペス(genital herpes)

4: 尖圭コンジローマ(condyloma acuminatum)

5: 性器クラミジア感染症(genital chlamydiosis)

Aさん(37歳、初産婦)、会社員。妊娠41週1日の午後11時に3,200gの女児を分娩した。妊娠や分娩の経過は順調であり、会陰切開術を受けた。分娩後2時間の子宮底の高さは臍下2横指、縫合部に異常はみられなかった。

第102回午後:第116問

産褥3日。Aさんは「退院後は避妊する予定です。母乳は1年以上続けたいと思います」と話している。 看護師の説明で適切なのはどれか。

1: 授乳期間中の避妊は必要ない。

2: 1か月から経口避妊薬を使用する。

3: 性生活を再開するときからコンドームを使用する。

4: 2週にIUD〈子宮内避妊具〉を挿入してもらうよう勧める。

第102回午後:第87問

妊娠の成立について正しいのはどれか。2つ選べ。

1: プロラクチンの急増によって排卵が促される。

2: 排卵後、卵子が受精能を有するのは通常24時間である。

3: 射精後、精子が受精能を有するのは通常80時間である。

4: 着床は受精後7日前後である。

5: 受精後、プロゲステロンの分泌がなくなる。

第102回午前:第69問

性感染症〈STD〉(sexually transmitted disease)について正しいのはどれか。

1: 経口避妊薬の内服が予防に有効である。

2: 患者のパートナーは治療の対象ではない。

3: 10代では性器ヘルペス(genital herpes)の罹患が最も多い。

4: 性器クラミジア感染症(genital chlamydiosis)の罹患は不妊症(infertility)の危険因子である。