第104回午前第63問の類似問題

第102回午後:第66問

多胎妊娠で起こりやすい妊娠中の異常はどれか。

1: 早産(premature delivery)

2: 妊娠悪阻(hyperemesis gravidarum)

3: 妊娠糖尿病(gestational diabetes mellitus)

4: ビタミンB12欠乏性貧血(vitamin B12 deficiency anemia)

第106回午前:第63問

妊婦の感染症と児への影響の組合せで正しいのはどれか。

1: 風疹(rubella) ──── 白内障(cataract)

2: 性器ヘルペス(genital herpes) ──── 聴力障害

3: トキソプラズマ症(toxoplasmosis) ──── 先天性心疾患(congenital heart disease)

4: 性器クラミジア感染症(genital chlamydiosis) ──── 小頭症(microcephaly)

第100回午前:第70問

出産後、児に先天性心疾患(congenital heart disease)があると診断され、母親が「この子の病気は私のせいです」と話している。 母親への看護師の対応で適切なのはどれか。

1: 児との面会を制限する。

2: 母親の責任ではないと説明する。

3: 母親への病状に関する説明は控える。

4: 母乳を与えることはできないと説明する。

第101回午前:第71問

ハイリスク妊娠について正しいのはどれか。

1: 多胎妊娠(multiple pregnancy)では過期産となりやすい。

2: 妊娠糖尿病(gestational diabetes mellitus)では低出生体重児となりやすい。

3: 前置胎盤(placenta previa)のリスクは妊娠中の喫煙量に比例する。

4: 妊娠高血圧症候群(pregnancy-induced hypertension)では胎児発育不全(fetal growth restriction)になりやすい。

第110回午後:第6問

妊娠初期の感染で児に難聴が生じる可能性が高いのはどれか。

1: 水痘varicella

2: 風疹rubella

3: 麻疹measles

4: 流行性耳下腺炎mumps

第104回午後:第80問

小児医療に関する課題とその対応の組合せで正しいのはどれか。

1: 低出生体重児の増加 ──── 人工乳による哺育の推進

2: 育児不安が強い親の増加 ──── 子どもの自立支援

3: 障害児の在宅医療のニーズの増加 ──── レスパイトケアの充実

4: 小児救急医療を受診する子どもの増加 ──── ドクターカーの充実

5: 成人になった小児慢性疾患患者の増加 ──── 親の意思決定の支援

第102回午前:第90問

妊娠高血圧症候群(pregnancy-induced hypertension)について正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 有酸素運動で軽快する。

2: 高蛋白質食で軽快する。

3: 肥満妊婦に生じやすい。

4: 病型の1つとして子癇(eclampsia)がある。

5: 胎児の健康状態への影響はない。

Aさん(34歳、初産婦)は順調な妊娠経過であった。妊娠40週5日の午前8時、10分毎の規則的な子宮収縮を主訴に来院し、医師の診察の結果、入院となった。入院時の胎児心拍数基線は130bpm、胎児の推定体重は3,300gであった。

第111回午前:第106問

入院時のAさんと胎児の状態で正しいのはどれか。

1: 過期産である。

2: 高年妊婦である。

3: 胎児心拍数基線は正常である。

4: 低出生体重児となる可能性が高い。

第102回午前:第68問

出生前診断のための羊水検査について適切なのはどれか。

1: 検査がもたらす母児への影響を事前に説明する。

2: 胎児に染色体異常が発見された場合は結果を知らせない。

3: 夫婦の意見が対立した場合は夫の意見を優先する。

4: 妊婦の母親から問い合わせがあった場合は検査結果を伝える。

第104回午前:第65問

在胎 38 週に正常分娩で出生した児で、体重 2,400 g の児が体重 3,000 g の児に比べて起こしやすい症状はどれか。

1: 高血糖

2: 心雑音

3: 低体温

4: 無呼吸

Aさん(24歳、初産婦)、事務職。妊娠8週である。現在、両親と妹との4人で暮らしている。パートナーは24歳の大学院2年生で就職が内定しており、Aさんと結婚する予定である。

第102回午前:第114問

妊娠16週の妊婦健康診査で、Aさんは「母親になる実感はまだありません。妊娠するといろいろなことが起こって驚くばかりです」と話した。妊娠経過は順調である。既にパートナーと結婚し、新居に引っ越している。 Aさんへの指導で最も優先度が高いのはどれか。

1: 保育所の選択

2: 育児用品の準備

3: バースプランの立案

4: 出産準備教室への参加

第111回午前:第59問

入院中の小児のストレス因子と発達段階の組合せで正しいのはどれか。

1: 見慣れない環境 ── 新生児期

2: プライバシーの侵害 ── 幼児期

3: 病気の予後への不安 ── 学童期

4: 母子分離 ── 思春期