第102回午後第80問の類似問題

第100回午後:第53問

肺癌(lung cancer)の患者に放射線治療が行われた。遅発性の反応として予測されるのはどれか。

1: 皮膚炎(dermatitis)

2: 肺臓炎(pneumonitis)

3: 放射線宿酔(radioactive sickness)

4: 頭髪の脱毛

第104回午後:第49問

放射線治療による放射線宿酔 (radiation sickness) について正しいのはどれか。

1: 晩期合併症である。

2: 食欲不振が出現する。

3: 皮膚の発赤が特徴的である。

4: 症状は 1 か月程度持続する。

第101回午前:第50問

食道癌(esophageal cancer)に対する放射線治療で正しいのはどれか。

1: 脊髄の障害は起こらない。

2: 治療期間は1週間である。

3: 治療期間中は隔離できる個室で管理する。

4: 化学療法と併用すると治療の効果が高まる。

第106回午後:第13問

下血がみられる疾患はどれか。

1: 肝囊胞(liver cyst)

2: 大腸癌(colorectal cancer)

3: 卵巣癌(ovarian cancer)

4: 腎盂腎炎(pyelonephritis)

第103回午前:第52問

Aさん(57歳、男性)は、肺癌 (lung cancer) で放射線治療後、放射線肺炎 (radiation pneumonitis) を発症し、1か月半前 から副腎皮質ステロイドにより治療中である。 2日前から 38.0℃の発熱と頭痛が出現し、検査の結果、前頭葉に膿瘍が認められた。現在の Aさんの血液検査データは、白血球 12,000/μl、空腹時血糖 101 mg/dl、HbA1c 5.9%、CRP 4.6 mg/dlである。膿瘍の発症に関与した副腎皮質ステロイドの副作用はどれか。

1: 糖尿病 (diabetes mellitus)

2: 易感染

3: 高血圧症 (hypertension)

4: 創傷治癒遷延

第104回午前:第86問

食道癌 (esophageal cancer) について正しいのはどれか。 2 つ選べ。

1: 頸部食道に好発する。

2: 放射線感受性は低い。

3: アルコール飲料は危険因子である。

4: 日本では扁平上皮癌に比べて腺癌が多い。

5: ヨードを用いた内視鏡検査は早期診断に有用である。

第109回午前:第83問

食道癌(esophageal cancer)で正しいのはどれか2つ選べ。

1: 女性に多い。

2: 日本では腺癌が多い。

3: 放射線感受性は低い。

4: 飲酒は危険因子である。

5: 胸部中部食道に好発する。

第102回午前:第49問

甲状腺癌(thyroid cancer)のために甲状腺全摘術と頸部リンパ節郭清術とを受けた患者の術後管理で正しいのはどれか。

1: 甲状腺クリーゼ(thyroid crisis)の観察をする。

2: 嗄声のある間は経口摂取を禁止する。

3: ドレーンからの乳び漏の有無を観察する。

4: テタニーが生じた場合は副甲状腺ホルモンを補充する。

第100回午後:第54問

Aさん(48歳、女性)は、子宮頸癌(cancer of the uterine cervix)の手術を受けた。その後、リンパ節再発と腰椎への転移が発見され、放射線治療を受けた。現在は、外来で抗癌化学治療法を受けている。癌性疼痛に対しては、硫酸モルヒネ徐放錠を内服している。 Aさんへの外来看護師の対応で適切なのはどれか。

1: 「吐き気がしても我慢してください」

2: 「毎日、1時間のウォーキングをしましょう」

3: 「家族に症状を訴えても心配をかけるだけです」

4: 「便秘で痛みが強くなるようなら、緩下剤で調節してください」

第101回午後:第16問

抗癌薬による骨髄機能抑制症状はどれか。

1: 嘔吐

2: 脱毛

3: 下痢

4: 歯肉出血