第102回午後第62問の類似問題

第107回午後:第74問

過換気でみられるのはどれか。

1: 骨格筋の弛緩

2: 血中酸素分圧の低下

3: 体循環系の血管の収縮

4: 代謝性アルカローシス

5: 血中二酸化炭素分圧の上昇

Aさん(37歳、女性、会社員)は、夫(38歳)と2人暮らし。身長155cm、体重57kg。Aさんは、入浴中に右胸のしこりに気づき、病院を受診した。乳房超音波検査で右乳房外側下部に、直径約3cmの腫瘤が認められた。医師から乳癌(breast cancer)の可能性が高いと説明され、検査を受けたところ、右乳癌(breast cancer)と診断された。

第108回午前:第96問

Aさんは、職場の上司と相談し、仕事を継続しながら化学療法を受けることになった。2サイクル目の治療のため、化学療法センターに来院した。Aさんは「1回目の治療のあと、数日間身体がだるくて食欲もなく、体重が1キロ減りました。仕事も休みました」と看護師に話した。 身体所見:体温36.8℃、呼吸数16/分、脈拍70/分、血圧120/74mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)98%。 検査所見:赤血球400万/μL、Hb 12.5g/dL、Ht 37%、白血球2,300/μL(好中球55%、単球5%、好酸球4%、好塩基球1%、リンパ球35%)、血小板18万/μL、総蛋白7.0g/dL、アルブミン4.5 g/dL、尿素窒素13mg/dL、クレアチニン0.6mg/dL、CRP 0.3mg/dL。 2サイクル目の化学療法を受けたAさんに行ってもらうセルフモニタリングで最も重要なのはどれか。

1: 脈拍数

2: 体温

3: 血圧

4: 体重

第108回午前:第25問

副腎皮質ステロイドの作用はどれか。

1: 体重の減少

2: 血糖の低下

3: 血圧の低下

4: 免疫の促進

5: 炎症の抑制

第108回午後:第78問

抗甲状腺薬の副作用(有害事象)で正しいのはどれか。

1: 頻脈

2: 肝障害

3: 低血糖

4: 不整脈

5: 眼球突出

第111回午後:第80問

糸球体濾過量の推定に用いられる生体内物質はどれか。

1: 尿素

2: イヌリン

3: ビリルビン

4: クレアチニン

5: パラアミノ馬尿酸

第107回午後:第29問

薬剤とその副作用(有害事象)の組合せで正しいのはどれか。

1: 副腎皮質ステロイド ──── 低血糖

2: ニューキノロン系抗菌薬 ──── 髄膜炎(meningitis)

3: アミノグリコシド系抗菌薬 ──── 視神経障害

4: スタチン〈HMG-CoA還元酵素阻害薬〉 ──── 横紋筋融解症(rhabdomyolysis)