第102回午後第39問の類似問題

A君( 8歳、男児 )は、頭痛、食欲不振、全身倦怠感、肉眼的血尿および両眼瞼の浮腫を主訴に病院を受診した。 1か月前に扁桃炎 (tonsillitis)に罹患した以外は既往歴に特記すべきこ とはない。扁桃炎 (tonsillitis)は抗菌薬を内服し軽快した。血液検査の結果、 溶連菌感染後急性糸球体腎炎 (poststreptcoccal acute glomerulonephritis)と診断されて入院した。入院時、 A君は体温 36.8℃、呼吸 数20/分、脈拍は 80/分、整で血圧 132/80 mmHgであった。

第103回午後:第103問

A君の入院時の看護計画で適切なのはどれか。

1: 水分摂取を促す。

2: 背部の冷罨法を行う。

3: 1日 3回の血圧測定を行う。

4: 食事の持ち込みを許可する。

A君(8歳、男児)。公園から自転車で帰宅途中に転倒し、利き腕である右肘を強打した。疹痛と腫脹とがあり受診した。単純エックス線撮影の結果、右上腕骨顆上骨折(supracondylar fracture of the humerus)と診断され、治療のために入院した。

第102回午前:第116問

入院後2日。全身麻酔下で骨接合術が施行され、再び上腕から手関節までシーネ固定を行った。術後の全身状態は安定しており、夕食から食事が開始された。 このときのA君の食事摂取の方法で最も適切なのはどれか。

1: 側臥位で摂取する。

2: 流動食を摂取する。

3: 左手を使って摂取する。

4: 右手を使って摂取する。

第108回午後:第38問

成人患者への薬剤の投与方法で正しいのはどれか。

1: 筋肉内注射は大殿筋に行う。

2: 点眼薬は結膜囊に滴下する。

3: 皮下注射は前腕内側に行う。

4: 食間の指示の経口薬は食事中に服用させる。

第104回午前:第23問

静脈血採血の穿刺時の皮膚に対する針の適切な刺入角度はどれか。

1: 10〜30 度

2: 35〜40 度

3: 55〜60 度

4: 75〜80 度