急性大動脈解離(acute aortic dissection)について正しいのはどれか。
1: 大動脈壁の外膜が解離する。
2: 診断には造影剤を用いないCT検査を行う。
3: Stanford〈スタンフォード〉分類B型では緊急手術を要する。
4: 若年者ではMarfan〈マルファン〉症候群(Marfan syndrome)の患者にみられることが多い。
Aさん(48歳、男性)は、仕事中に生じた胸部と右肩の違和感を主訴に来院した。バイタルサインは安定しているが、スタンフォード分類B型の急性大動脈解離(acute aortic dissection)と診断され、医師から手術を勧められた。 治療の選択で迷っている様子のAさんへの対応で適切なのはどれか。
1: 「医師からの治療のリスクや合併症の説明で、不明な点はありますか」
2: 「手術を受けるか受けないか、すぐに決めたほうがよいです」
3: 「医師の判断に任せるのが一番よいと思います」
4: 「緊急度が高いので、話はあとにしましょう」
解離性大動脈瘤dissecting aortic aneurysmの破裂直後に出血性ショックhemorrhagic shockとなった患者の症状として正しいのはどれか。
1: 黄疸
2: 浮腫
3: 顔面紅潮
4: 呼吸不全