第107回午後第35問の類似問題

第111回午前:第36問

集団指導が望ましいのはどれか。

1: 胃全摘出術後の患者への退院指導

2: 1型糖尿病type1 diabetes mellitusの学童を対象とした療養指導

3: 子宮頸癌cancer of the uterine cervixの術後の神経因性膀胱の患者への間欠的自己導尿の指導

4: ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉human immunodeficiency virus infection感染者への生活指導

第107回午後:第59問

精神保健活動における二次予防に該当するのはどれか。

1: 地域の子育てサークルへの支援

2: 休職中のうつ病(depression)患者への復職支援

3: 企業内でのメンタルヘルス講座の開催

4: 学校を長期間欠席している児童への家庭訪問

A さん(14 歳、男子、中学生)は、両親と弟( 7 歳)との 4 人で暮らしている。Duchenne〈デュシェンヌ〉型筋ジストロフィー (Duchenne muscular dystrophy) で 2 年前に誤嚥性肺炎 (aspiration pneumonia) を繰り返し、経鼻経管栄養法と在宅酸素療法とを開始した。その後、呼吸障害が進行し、非侵襲的陽圧換気による呼吸管理目的で入院した。A さんは「特別支援学校に戻って友達に会いたい。夜に使うマスクに早く慣れたい」と訴えた。A さんは自宅に戻って訪問看護を利用する予定である。身体障害者手帳(肢体不自由 1 級)が交付されている。

第104回午前:第117問

退院後 6 か月。A さんは特別支援学校に通学している。弟の小学校でインフルエンザが例年より早い時期から流行し始めた。弟はインフルエンザの予防接種を受けていた。A さんの母親は「A にインフルエンザがうつらないか心配です」と訪問看護師に話した。母親への訪問看護師の助言として最も適切なのはどれか。

1: 「A さんを隔離しましょう」

2: 「ショートステイを利用してみましょう」

3: 「予防接種について主治医に相談してみましょう」

4: 「弟さんは予防接種を受けているので A さんにはうつりませんよ」

第104回午後:第80問

小児医療に関する課題とその対応の組合せで正しいのはどれか。

1: 低出生体重児の増加 ──── 人工乳による哺育の推進

2: 育児不安が強い親の増加 ──── 子どもの自立支援

3: 障害児の在宅医療のニーズの増加 ──── レスパイトケアの充実

4: 小児救急医療を受診する子どもの増加 ──── ドクターカーの充実

5: 成人になった小児慢性疾患患者の増加 ──── 親の意思決定の支援

第100回午後:第51問

成人への個別の健康教育で適切なのはどれか。

1: 健康管理の達成目標はできるだけ高く設定する。

2: 対象者が実施可能な方法を選択できるように支援する。

3: 対象者の間違った健康管理の方法はすぐに中止させる。

4: 対象者の関心よりも成人一般にリスクが高い問題をテーマとする。

第105回午前:第35問

学校保健について正しいのはどれか。

1: 学校医は健康相談を実施する。

2: 校長は学校医を置くことができる。

3: 教育委員会は小学校入学1年前の児童に対して健康診断を実施する。

4: 学校医は感染症に罹患した児童生徒の出席を停止させることができる。

第107回午前:第44問

慢性疾患の患者に対する自己管理の支援で最も適切なのはどれか。

1: 患者自身の失敗体験をもとに指導する。

2: 病気に関する広範囲な知識を提供する。

3: 症状に慣れる方法を身につけるように促す。

4: 自分の身体徴候を把握するように指導する。

第106回午後:第80問

患者の自立支援で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 不足している知識を補う。

2: 発病前の生活習慣を尊重する。

3: 支援目標を看護師があらかじめ定める。

4: できないことに焦点を当てて行動を修正する。

5: 支援者である看護師が上位の関係が望ましい。

第109回午後:第37問

健康増進法に基づき実施されるのはどれか。

1: 受療行動調査

2: 特定保健指導

3: アレルギー疾患対策

4: 受動喫煙の防止対策