第106回午前第70問の類似問題

第107回午前:第62問

特別訪問看護指示書による訪問看護について正しいのはどれか。

1: 提供できる頻度は週に3回までである。

2: 提供できる期間は最大6か月である。

3: 対象に指定難病は含まない。

4: 医療保険が適用される。

山間部の地域で、 1 時間雨量 80 mm 以上の降雨で土石流が発生し、地域の住民は市民体育館に避難した。避難所には近くの医療機関から医師と看護師とが派遣された。

第104回午前:第118問

発災直後の避難所で対応する看護師の行動で最も適切なのはどれか

1: ボランティアを手配する。

2: 災害給付金の説明をする。

3: 心のケアに時間をかける。

4: 重症度に応じて診療の優先順位をつける。

Aさん(25歳、男性)は、未婚で両親と3人で暮らしている。大学卒業後に就職し、仕事も順調であった。4ヶ月前、仕事のミスがあったことをきっかけに気分が落ち込み、食欲のない状態が1ヶ月ほど続いたが、通勤は何とか続けていた。Aさんは、2ヶ月前から不眠を訴えるようになり、先月からは、高額なマンションや車の購入契約をしたり、貯金の全額を宝くじの購入に費やしてしまうなどの行為がみられるようになった。Aさんは、心配した両親に付き添われて精神科病院を受診した。

第100回午後:第119問

入院後1週間が経過した。Aさんは職場のことが気になると言って、連日頻繁に会社に電話をしている。看護師が面接をしたところ、今後への強い焦りの訴えが聞かれた。 看護師の対応で最も適切なのはどれか。

1: 仕事のことはあまり考えないようにと話す。

2: 治療の見直しについてAさんと再確認する。

3: Aさんのテレホンカードをナースステーションで管理する。

4: Aさんの上司に病状を説明し、Aさんの行動への理解を求める。

第106回午後:第33問

患者の情報の取扱いについて正しいのはどれか。

1: 看護師の守秘義務は医療法で規定されている。

2: 統計的に処理された情報から患者個人を特定できる。

3: 利用目的が明確であっても患者の情報の活用は制限される。

4: 転院先の病院と患者の情報を共有する場合は患者の同意が必要である。

第109回午前:第73問

医療法における医療計画で正しいのはどれか。

1: 国が策定する。

2: 在宅医療が含まれる。

3: 3年ごとに見直される。

4: 病床の整備は含まれない。

第109回午後:第48問

慢性疾患をもつ成人の自己管理を促進する援助はどれか。

1: 行動の習慣化を促す。

2: 医療者が患者の目標を設定する。

3: 結果を優先して評価することを促す。

4: うまくいかない行動に目を向けるよう促す。

第107回午後:第9問

訪問看護ステーションの管理者になることができる職種はどれか。

1: 医師

2: 看護師

3: 介護福祉士

4: 理学療法士

Aさん( 50歳、女性)は、子宮頸癌(cancer of the uterine cervix)の終末期で入院し緩和ケア治療を行っている。倦怠感は強いが食事は摂れている。麻薬を使用し疼痛のコントロールはできており、ふらつきはあるがトイレ歩行はできる。医師からは余命2か月と告知されており、退院して自宅で最期を迎えたいと希望している。主な介護者となる夫は58歳で、5年前の脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症で不全麻痺がある。経済的には安定している。子どもはいない。

第105回午前:第119問

看護師が退院に向けて最も連携すべき職種はどれか。

1: 理学療法士

2: 管理栄養士

3: 介護支援専門員

4: 保健所の保健師

第107回午後:第69問

医療機関に勤務する看護師のうち、特殊健康診断の対象となるのはどれか。

1: 内視鏡室で勤務する看護師

2: 精神科病棟で勤務する看護師

3: 血管造影室で勤務する看護師

4: 一般病棟で勤務する夜勤専従の看護師

第107回午前:第9問

一般病床の看護職員の配置基準は、入院患者【  】人に対して看護師及び准看護師人と法令で定められている。 【  】に入るのはどれか。

1: 2

2: 3

3: 4

4: 6

第111回午後:第5問

看護師免許を付与するのはどれか。

1: 保健所長

2: 厚生労働大臣

3: 都道府県知事

4: 文部科学大臣

第104回午前:第69問

看護師の関わりで最も適切なのはどれか。

1: 看護師の判断で訪問時間を延長する。

2: 療養者のライフスタイルを尊重する。

3: 1 人暮らしの療養者では家族のことは考慮しない。

4: 訪問時間以外での療養者との個人的な付き合いを大切にする。

第110回午前:第70問

プリセプターシップの説明で正しいのはどれか。

1: 仕事と生活の調和を図ること

2: 主体的に自らのキャリアを計画し組み立てること

3: チームリーダーのもとに看護ケアを提供すること

4: 経験のある看護師が新人看護師を1 対1 で指導・助言すること

第100回午後:第5問

保健師助産師看護師法で規定されている看護師の義務はどれか。

1: 応招義務

2: 守秘義務

3: 処方箋交付の義務

4: セカンドオピニオン提供の義務

第109回午前:第29問

公費医療と法の組合せで正しいのはどれか。

1: 未熟児の養育医療―医療法

2: 結核児童の療養給付―児童福祉法

3: 麻薬中毒者の措置入院―精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)

4: 定期予防接種による健康被害の救済措置―感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)

第103回午前:第77問

災害急性期に看護師が行う対応で最も適切なのはどれか。

1: 情報の発信を行う。

2: 各自の判断で行動する。

3: 災害現場の安全を確保する。

4: 災害時の対応マニュアルの見直しをする。

第101回午後:第9問

プライマリナーシングの説明で正しいのはどれか。

1: 1人の看護師が毎日異なる患者を担当する。

2: 看護業務を内容別に分類し、複数の看護師が分担して実施する。

3: 1人の患者を1人の看護師が入院から退院まで継続して受け持つ。

4: 患者をいくつかのグループに分け、看護師がチームを組織して受け持つ。

第100回午後:第64問

介護老人福祉施設の説明で適切なのはどれか。

1: 入所は市町村の措置による。

2: 入所者数200につき3人の看護職員がいる。

3: 入所者数100につき1人の常勤の医師がいる。

4: 常時介護を必要とする65歳以上の人を対象とする。

第110回午後:第48問

後期高齢者医療制度が定められているのはどれか。

1: 介護保険法

2: 老人福祉法

3: 高齢者の医療の確保に関する法律

4: 地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律〈医療介護総合確保推進法〉

第103回午後:第72問

健康保険法による訪問看護サービスで正しいのはどれか。

1: サービス対象は 65歳以上である。

2: 介護支援専門員がケアプランを作成する。

3: 末期の悪性腫瘍の療養者への訪問回数に制限はない。

4: 特定疾患医療受給者証を持っている者は自己負担額 1割である。