第105回午前第56問の類似問題

第106回午後:第53問

成熟期女性の受胎調節について適切なのはどれか。

1: 経口避妊薬は女性が主導で使用できる。

2: コンドーム法の避妊効果は99%以上である。

3: 基礎体温法は月経が不順な女性に有用である。

4: 子宮内避妊器具〈IUD〉は経産婦より未産婦に挿入しやすい。

Aさん(37歳、初産婦)、会社員。妊娠41週1日の午後11時に3,200gの女児を分娩した。妊娠や分娩の経過は順調であり、会陰切開術を受けた。分娩後2時間の子宮底の高さは臍下2横指、縫合部に異常はみられなかった。

第102回午後:第116問

産褥3日。Aさんは「退院後は避妊する予定です。母乳は1年以上続けたいと思います」と話している。 看護師の説明で適切なのはどれか。

1: 授乳期間中の避妊は必要ない。

2: 1か月から経口避妊薬を使用する。

3: 性生活を再開するときからコンドームを使用する。

4: 2週にIUD〈子宮内避妊具〉を挿入してもらうよう勧める。

第111回午前:第63問

避妊法について適切なのはどれか。

1: 経口避妊薬は排卵を抑制する。

2: コンドーム法の避妊効果は99%以上である。

3: 基礎体温法は月経が不順な女性に有用である。

4: 子宮内避妊器具〈IUD〉は性交のたびに挿入が必要である。

Aさん(28歳、初産婦) は、夫(30歳) と2 人暮らし。妊娠25週4日に妊娠糖尿病(GDM)(gestational diabetes mellitus)と診断され、インスリンの自己注射を行っている。胎位が骨盤位であったため妊娠38週2日に予定帝王切開術を受け、3,050g の男児を出産した。麻酔は脊髄くも膜下麻酔で、術中の経過に異常はなく、出血量は480mLであった。弾性ストッキングを着用している。児Apgarr(アプガー)スコアは1分後 8点、5分後10点。児のバイタルサインは直腸温37.3℃、呼吸数45/分、心拍数154/分、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)99%であった。

第108回午後:第108問

手術後7日。Aさんの術後の経過は良好である。Aさんの母乳分泌は良好で、 母乳で育てていくことを希望している。Aさんは「2年後にもう1人、子どもが欲 しいと思っています。避妊をどうしたらいいでしょうか」と話す。 Aさんに対する看護師の説明で適切なのはどれか。

1: 「子宮内避妊器具(IUD)は使用できません」

2: 「低用量ピルは産後1か月から使用できます」

3: 「母乳を与えている間は避妊の必要はありません」

4: 「コンドームは性生活を再開するときから使用できます」

第103回午前:第89問

思春期の続発性無月経について正しいのはどれか。2つ選べ。

1: ストレスが誘因となる。

2: 乳房の発育は認められない。

3: 急激な体重の増減と関連する。

4: 妊娠を希望するまで治療対象にならない。

5: 診断基準の 1つとして 5か月以上の月経停止がある。

Aちゃん (生後 1か月、男児 )は、 2日前から嘔吐があり、昨日は噴水様嘔吐が 5回あったため外来を受診し入院した。 Aちゃんは体重 4,200 g、体温 36. 8℃、呼吸数 36/分、心拍数 120/分である。眼球結膜に黄染を認めない。上腹部に腫瘤を触知する。 Aちゃんの血液検査データは、赤血球 540万/μl、Ht 45%、白血球 10,100/μl、血小板 58.6万/μl、アルブミン 4.4 g/dl、Na 140 mEq/l、K 3.5 mEq/l、Cl 92 mEq/l、動脈血 pH 7.48であった。

第103回午後:第102問

その後も Aちゃんは嘔吐はなく体重も増加したため、硫酸アトロピンの投与方法を静脈内注射から内服に変更することになった。母親に説明する内容で最も適切なのはどれか。

1: 「授乳後に飲ませてください」

2: 「内服後に顔が赤くなることがあります」

3: 「 3日間嘔吐がなければ内服は中止になります」

4: 「便に血が混じることがありますが心配はありません」