離乳食の進め方で正しいのはどれか。
1: 開始前からスプーンに慣れさせる。
2: 開始時は炭水化物より蛋白質の割合を多くする。
3: 開始時から人工乳はフォローアップミルクにする。
4: 開始から2か月ころは舌でつぶせる固さの食物にする。
離乳について適切なのはどれか。
1: 離乳の開始前に果汁を与える必要がある。
2: 離乳の開始時期は生後3か月ころが適切である。
3: 離乳を開始して1か月を過ぎたころから1日2回食とする。
4: 母乳や人工乳を飲まなくなった状態を離乳の完了という。
フォローアップミルクで正しいのはどれか。
1: 母乳の代替品である。
2: 鉄分が添加されている。
3: 離乳食を食べる直前に与える。
4: 離乳食開始の時期から与え始める。
乳歯について正しいのはどれか。
1: 6〜8か月ころから生え始める。
2: 5〜7歳ころに生えそろう。
3: 全部で28本である。
4: う蝕になりにくい。
Aちゃん(生後3か月)は、体重 2,850gで出生した。Aちゃんは、出生直後から心雑音を認め、中等度の心室中隔欠損症(ventricular septal defect)と診断された。強心薬と利尿薬との内服で経過観察していた。昨日から喘鳴と哺乳力低下とがみられるようになり、心不全の治療のため入院となった。入院時、Aちゃんは体重 5,050g、体温 37.6 ℃、呼吸数52 /分、発汗が著明である。チアノーゼはみられない。ミルクは約 100 ml/回を1日6、7回哺乳している。
Aちゃんの看護計画で適切なのはどれか。
1: 1日2回沐浴する。
2: 毎朝授乳前に体重測定をする。
3: 啼泣時はミルクを追加して与える。
4: フォローアップミルクを飲ませる。
Aさん(30歳、初産婦、会社員)は、夫と2人暮らし。妊婦38週6日で3,200gの児を正常分娩した。分娩後から母子同室を開始しており、母乳育児を希望している。
産褥4日。Aさんは乳頭を児にうまくくわえさせられず「上手におっぱいがあげられない。退院してからも続けていけるか心配です」と言う。Aさんの乳房からは移行乳の分泌がみられる。児の体重は3,040g、排尿は5回/日、排便は4回/日である。 Aさんへの授乳時のアドバイスとして、適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 3時間ごとに授乳させる。
2: 児が前屈姿勢になるように支える。
3: 児が啼泣している時に授乳させる。
4: 児の舌の上に乳頭がのるようにくわえさせる。
5: 児が大きく口を開けたタイミングで乳頭をくわえさせる。