第105回午後第61問の類似問題

第108回午前:第54問

平成28年(2016年)の国民生活基礎調査における高齢者世帯の所得構造を図に示す。 Aはどれか。

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1: 稼働所得

2: 財産所得

3: 公的年金・恩給

4: 年金以外の社会保障給付金

第108回午後:第63問

現在の日本の精神医療で正しいのはどれか。

1: 精神保健福祉センターは各市町村に設置されている。

2: 精神病床に入院している患者の疾患別内訳では認知症が最も多い。

3: 精神障害者保健福祉手帳制度によって通院医療費の給付が行われる。

4: 人口当たりの精神病床数は経済協力開発機構(OECD)加盟国の中では最も多 い。

第100回午後:第4問

介護保険制度における居宅サービス費の原則的な利用者負担の割合はどれか。

1: なし

2: 1 割

3: 3 割

4: 5 割

第110回午後:第43問

現在の日本の終末期医療において、患者の将来の自己決定能力の低下に備えて、患者・家族と医療者が今後の治療・療養についての気がかりや価値観を定期的に話し合って共有し、患者の意向に沿った医療を提供することが望ましいとされている。  この内容を示すのはどれか。

1: グリーフケア

2: 代理意思決定の支援

3: アドバンス・ケア・プランニング

4: アドバンスディレクティブ〈事前指示〉の支援

第103回午後:第71問

訪問看護師が、在宅医療に移行する患者の退院調整のために医療機関の看護師から得る情報で、優先度が高いのはどれか。

1: 医療処置の指導内容

2: 経済的な問題への対応

3: 介護サービス利用の有無

4: 訪問看護指示書の記載内容

第102回午前:第21問

日本の平成22年(2010年)における母の年齢階級別出生率が最も高いのはどれか。

1: 20〜24歳

2: 25〜29歳

3: 30〜34歳

4: 35〜39歳

5: 40〜44歳

Aさん(75歳、男性)は、妻(70歳)と2人暮らし。2型糖尿病(type 2 diabetes mellitus)の治療中で、2年前から1日2回朝・夕食前に混合型インスリン注射が開始となった。その後、糖尿病性網膜症(diabetic retinopathy)による視力障害が進んだため、現在は妻と一緒に単位数や針の確認をし、インスリンの自己注射を実施している。

第109回午後:第117問

訪問看護が導入されて2か月、Aさんの妻が健康診査後の精査目的で数日間入院することになった。Aさんは妻の入院中もできる限り自宅で過ごしたいと考えている。妻の入院中の対応について、サービス担当者会議が開かれた。この時に訪問看護師が行うAさんへの提案で優先度が高いのはどれか。

1: 通所介護を利用する。

2: 訪問介護を利用する。

3: 配食サービスを利用する。

4: 訪問看護の回数を増やす。

第101回午後:第8問

平成21年(2009年)における日本の高齢化率はどれか。

1: 0.027

2: 0.127

3: 0.227

4: 0.327

第105回午前:第32問

医療保険について正しいのはどれか。

1: 医療給付には一部負担がある。

2: 高額療養費の受給には年齢制限がある。

3: 市町村国民健康保険は職域保険の1つである。

4: 後期高齢者医療における公費負担は8割である。

第102回午前:第67問

認知症対応型共同生活介護(グループホーム)について正しいのはどれか。

1: 20人の生活単位を基本とする。

2: 看護職員の配置が義務づけられている。

3: 介護保険制度における地域密着型サービスである。

4: 連続して利用できる期間は原則3か月以内である。

第108回午前:第71問

Aさん(74歳、女性)は、1人暮らし。要介護1、認知症高齢者の日常生活自立度判定基準Ⅱa。頻尿のため、自室からトイレへの移動中に廊下で失禁することが頻繁にある。1日3食の高齢者向け配食サービスを利用している。 現時点でのA さんの日常生活で最も起こりやすいのはどれか。

1: 窒息

2: 転倒

3: 熱傷

4: 徘徊

第109回午前:第65問

平成16年(2004年)に示された精神保健医療福祉の改革ビジョンの内容で正しいのはどれか。

1: 地域生活支援の強化

2: 任意入院制度の新設

3: 医療保護入院の明確化

4: 精神障害者の定義の見直し

第106回午後:第45問

Aさん(80歳、女性)は、要介護2となったため長男家族(長男50歳、長男の妻45歳、18歳と16歳の孫)と同居することとなった。在宅介護はこの家族にとって初めての経験である。 Aさんの家族が新たな生活に適応していくための対処方法で最も適切なのはどれか。

1: 活用できる在宅サービスをできる限り多く利用する。

2: 家族が持つニーズよりもAさんのニーズを優先する。

3: 介護の負担が特定の家族に集中しないように家族で話し合う。

4: 10代の子どもを持つ家族の発達課題への取り組みを一時保留にする。

第104回午前:第1問

日本の将来推計人口で 2020 年の 65 歳以上人口が総人口に占める割合に最も近いのはどれか。

1: 15 %

2: 30 %

3: 45 %

4: 60 %

Aさん(78歳、男性)は、妻(70歳)と2人暮らしである。脳血管障害後遺症による右片麻痺があり、車椅子への移乗は部分介助、要介護2である。排泄はポータブルトイレを利用している。Aさんと妻はなるべく家で過ごしたいと考え、自宅での介護はすべて妻が行っている。長女(会社員)が県内に在住しているがAさんの介護はしていない。訪問看護を週1回利用するのみで、他のサービスは利用していない。最近、妻の腰痛が悪化し、妻から訪問看護師に「主治医から介護の負担を軽減するように言われました。でも夫は家から出たくないし、私も夫をどこかに預けるのは不安です。どうしたらよいでしょうか」と相談があった。

第110回午前:第115問

このときの訪問看護師が提案するAさんへのサービスで最も適切なのはどれか。

1: 通所介護

2: 訪問介護

3: 短期入所生活介護

4: 訪問リハビリテーション

第105回午前:第50問

エイジズムを示す発言はどれか。

1: 「介護を要する高齢者を社会で支えるべきだ」

2: 「後期高齢者は車の運転免許証を返納するべきだ」

3: 「認知症(dementia)の患者の治療方針は医療従事者が決めるべきだ」

4: 「高齢者が潜在的に持つ力を発揮できるような環境を整えるべきだ」

第111回午前:第32問

日本の平成30年(2018年)の健康に関する指標の記述で正しいのはどれか。

1: 女性の死因の第3位は老衰である。

2: 男性の死因の第3位は肺炎pneumoniaである

3: 女性の平均寿命は89年を超えている。

4: 男性の平均寿命は83年を超えている。

第110回午後:第3問

平成28年(2016年)の人口1人当たりの国民医療費で最も近いのはどれか。

1: 13万円

2: 23万円

3: 33万円

4: 43万円

第105回午前:第52問

Aさん(102歳、女性)は、重度の廃用症候群のために5年前から発語が少なく体を動かすことができない。誤嚥性肺炎(aspiration pneumonia)で入退院を繰り返し、終末期である。同居している家族は積極的な治療をしないことを希望し、自宅でAさんを看取ることを決めた。 Aさんの家族への退院時の指導で最も適切なのはどれか。

1: 「24時間付き添ってあげましょう」

2: 「おむつの重さで尿量を測定しましょう」

3: 「苦しそうになったら救急車を呼びましょう」

4: 「Aさんが食べたければ食べさせてあげましょう」

第103回午後:第58問

小規模多機能型居宅介護で正しいのはどれか

1: 都道府県が事業者を指定する。

2: 介護給付の施設サービスの 1つである。

3: 1日あたりの利用定員は 19人以下である。

4: 要介護者の状態に応じて短期間の宿泊が可能である。