加齢による身体生理機能の変化とそれによって影響を受ける薬物動態の組合せで正しいのはどれか。
1: 体内水分量の減少 ─ 代謝
2: 体内脂肪量の増加 ─ 排泄
3: 血清アルブミンの減少 ─ 分布
4: 糸球体濾過値〈GFR〉の低下 ─ 吸収
抗原によって感作されたTリンパ球による細胞性免疫が主体となるのはどれか。
1: 花粉症pollinosis
2: 蕁麻疹
3: ツベルクリン反応
4: アナフィラキシーショックanaphylactic shock
5: インフルエンザinfluenzaの予防接種
若年者よりも高齢者が熱中症を起こしやすい理由はどれか。
1: 熱産生量の増加
2: 熱放散量の増加
3: 自律性体温調節反応の低下
4: 視床下部の体温調節中枢のセットポイントの低下
加齢に伴う呼吸機能の変化で正しいのはどれか。
1: 残気量の低下
2: 肺活量の低下
3: 1秒率の増加
4: 気道クリアランスの向上
老年期の身体的な特徴はどれか。
1: 総水分量が増加する。
2: 胸腺の重量が増加する。
3: 嗅覚の閾値が低下する。
4: 高音域における聴力が低下する。
加齢によって高齢者に脱水が起こりやすくなる理由はどれか。2つ選べ。
1: 骨量の減少
2: 筋肉量の減少
3: 末血管抵抗の増強
4: 渇中枢の感受性の低下
5: 腎臓のナトリウム保持機能の亢進
浮腫が生じやすいのはどれか。
1: 甲状腺機能亢進症(hyperthyroidism)
2: 過剰な運動
3: 低栄養
4: 熱中症(heatillness)
高齢者の薬物動態の特徴で正しいのはどれか。
1: 薬物の吸収の亢進
2: 薬物の代謝の亢進
3: 薬物の排泄の増加
4: 血中濃度の半減期の延長
老化によって減少または低下するのはどれか。
1: 重心の動揺
2: 糸球体の数
3: 嗅覚の閾値
4: 前立腺の重量
血液中のカルシウムイオン濃度が低下した際に、ホルモン分泌量が増加するのはどれか。
1: 膵島
2: 甲状腺
3: 下垂体
4: 副腎皮質
5: 副甲状腺