Open-ended question〈開かれた質間〉はどれか。
1: 「頭は痛みませんか」
2: 「昨夜は眠れましたか」
3: 「気分は悪くありませんか」
4: 「自宅ではどのように過ごしていましたか」
閉じた質問〈closed question〉はどれか。2つ選べ。
1: 「乳癌(breast cancer)と告げられたとき、どのように思いましたか」
2: 「ご家族に高血圧症(hypertension)の方はいらっしゃいますか」
3: 「何時に食事を摂(と)りましたか」
4: 「どのようにつらいのですか」
5: 「退院後は何をしたいですか」
Aさん(74歳、男性)は、強い下腹部痛のため救急車で搬入された。Aさんは顔面蒼白で、冷汗をかき、腹部を押さえている。一緒に来た妻は、「夫はいつも尿が出にくい。夜は、3回はトイレに行くのに、昨夜は行かなかった。今朝もポタポタとしか出なかった。便秘はしていない」と話した。Aさんは4年前に脳梗塞(cerebral infarction)になり、重い構音障害があるが理解力に問題はなく、身の回りのことは全部自分でできている。搬入時のAさんは、看護師と視線を合わせることができ、問いかけにはうなずきで答えている。
処置を終えたAさんは、治療のため入院した。 Aさんとコミュニケーションをとるうえで適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 筆談用の文房具を準備する。
2: 理解を助ける絵カードを準備する。
3: 構音の間違いを直して練習させる。
4: 補聴器や眼鏡の使用状況を妻に確認する。
5: 問いかけはopen-ended question〈開かれた質問〉にする。
感覚性失語のある成人患者とのコミュニケーションで適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 短文で話しかける。
2: 身振りを加えて話す。
3: 多くの話題を提供する。
4: 耳元に近づき大きな声で話す。
5: open-ended questionr(開かれた質問)を用いる。
高齢者がMRI検査を受ける前に、看護師が確認する内容で適切なのはどれか。
1: 「夜はよく眠れますか」
2: 「義歯を装着していますか」
3: 「呼吸が苦しいことはありますか」
4: 「水を飲むときにむせることはありますか」