第105回午後第40問の類似問題

第102回午後:第15問

嚥下障害のある患者の食事介助で適切なのはどれか。

1: 水分はとろみをつける。

2: 頸部を伸展する。

3: 一口量を多くする。

4: むせたときには水を飲ませる。

第109回午前:第16問

誤嚥しやすい患者の食事の援助で適切なのはどれか。

1: 食材は細かく刻む。

2: 水分の摂取を促す。

3: 粘りの強い食品を選ぶ。

4: 頸部を前屈した体位をとる。

第100回午前:第16問

誤嚥を防ぐための食事介助で適切なのはどれか。

1: パサパサした食べ物を準備する。

2: 患者の体位は、頸部を後屈させ下顎を挙上させる。

3: 食物を口に運んだスプーンは上方へ抜き取る。

4: 飲み込んだのを確認してから、次の食物を口に入れる。

第110回午後:第18問

自力での摂取が困難な成人患者の食事介助で適切なのはどれか。

1: 水分の少ない食べ物を準備する。

2: 時間をかけずに次々と食物を口に入れる。

3: 患者に食事内容が見える位置に食器を配置する。

4: 患者の下顎が上がるよう高い位置からスプーンを操作する。

Aさん (42歳、女性)は、2年前に筋萎縮性側索硬化症<ALS>(amyotrophic lateral sclerosis)の確定診断を受けた。夫( 50歳)と長女 (16歳)と自宅で過ごしている。Aさんは「なるべく口から食べるようにしたい」と話し、食事と併せて胃瘻から栄養剤の注入を行っている。要介護2の認定を受け、訪問看護および訪問介護を利用している。食事の介助を行う夫から、訪問看護師に「介助の方法が良くないのか、妻はうまく飲み込めていません」と相談の電話があった。

第105回午前:第115問

夫に対する訪問看護師の対応として最も適切なのはどれか。

1: 「食事の介助に時間をかけましょう」

2: 「胃瘻からの栄養量を増やしましょう」

3: 「介助方法に問題があるかもしれません」

4: 「嚥下食の宅配サービスを頼んでみましょう」

5: 「飲み込みの状態に応じた食事を一緒に考えましょう」