第101回午後第65問の類似問題

第109回午前:第49問

被験者が図形を描き写す内容が含まれる認知機能の評価はどれか。

1: 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準

2: Mini-Mental State Examination(MMSE)

3: 高齢者の総合機能評価CGA簡易版(CGA7)

4: 改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)

Aさん(72歳、女性)は、 1人で暮らしている。Aさんは 1年前に夫を亡くした後、近所付き合いが少なくなっていた。遠方に住む Aさんの息子が時々電話で様子を確認していた。最近は元気がなく、 Aさんの息子が心配して様子を見に来たところ、食事を食べた様子がなく、ごみは捨てられていなかった。 Aさんは発熱してぐったりしており、息子に連れられて病院を受診した。 Aさんは脱水状態の治療と抑うつ状態の疑いのため検査が必要であると判断されて入院した。Aさんの既往歴に特記すべきことはない。

第103回午前:第97問

Aさんは入院直後、Mini-Mental State Examination〈MMSE〉30点であった。さらに情報収集のために用いるアセスメント方法で適切なのはどれか。

1: DBDスケール〈Dementia Behavior Disturbance Scale〉

2: Hoehn-Yahr〈ホーエン・ヤール〉の重症度分類

3: GDS〈Geriatric Depression Scale〉15

4: Borg〈ボルグ〉スケール

A さん(90 歳、女性)は、Alzheimer〈アルツハイマー〉病 (Alzheimer disease) で、重度の認知機能の低下がある。要介護 4 で、短期入所〈ショートステイ〉や通所介護を利用している。長年、長男夫婦が自宅で介護している。

第104回午前:第100問

現在の A さんの Alzheimer〈アルツハイマー〉病 (Alzheimer disease) の状態で最も適切なのはどれか

1: 視線を動かすことができる。

2: 車椅子を操作することができる。

3: 季節に合わせて服を選ぶことができる。

4: Mini-Mental State Examination〈MMSE〉20 点である。