平成28年(2016年)の国民生活基礎調査において、要介護者等のいる世帯に同居している主な介護者全数の特徴で正しいのはどれか。
1: 性別は女性が多い。
2: 続柄は子が最も多い。
3: 年齢は70〜79歳が最も多い。
4: 介護時間は「ほとんど終日」が最も多い。
施行日が最も新しい法律はどれか。
1: 高齢社会対策基本法
2: 高齢者の医療の確保に関する法律
3: 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律
4: 地域における医療及び介護の総合的な確保を促進するための関係法律の整備等に関する法律
介護保険法で「入所する要介護者に対し、施設サービス計画に基づいて、入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話、機能訓練、健康管理及び療養上の世話を行うことを目的とする施設」と規定されているのはどれか。
1: 介護老人保健施設
2: 介護老人福祉施設
3: 介護療養型医療施設
4: 介護療養型老人保健施設
介護保険における被保険者の要支援状態に関する保険給付はどれか。
1: 医療給付
2: 介護給付
3: 年金給付
4: 予防給付
介護保険法で第1号被保険者と規定されているのはどれか。
1: 45歳以上
2: 55歳以上
3: 65歳以上
4: 75歳以上
平成26年(2014年)の国民生活基礎調査における65歳以上の高齢者がいる世帯について正しいのはどれか。
1: 単独世帯は1割である。
2: 三世代世帯は3割である。
3: 夫婦のみの世帯は4割である。
4: 親と未婚の子のみの世帯は2割である。
平成19年の国民生活基礎調査における65歳以上の有訴者率で正しいのはどれか。
1: 約80%である。
2: 男性の方が高い。
3: 腰痛が最も高い。
4: 年齢にかかわらずほぼ一定である。
エイジズムを示す発言はどれか。
1: 「介護を要する高齢者を社会で支えるべきだ」
2: 「後期高齢者は車の運転免許証を返納するべきだ」
3: 「認知症(dementia)の患者の治療方針は医療従事者が決めるべきだ」
4: 「高齢者が潜在的に持つ力を発揮できるような環境を整えるべきだ」
平成28年(2016年)の国民生活基礎調査における高齢者世帯の所得構造を図に示す。 Aはどれか。
1: 稼働所得
2: 財産所得
3: 公的年金・恩給
4: 年金以外の社会保障給付金
介護保険における予防給付の対象はどれか。
1: 要支援1のみ
2: 要支援1と要支援2のみ
3: 要支援1、要支援2及び要介護1のみ
4: 要支援1、要支援2、要介護1及び要介護2
Aさん (85歳、男性 )は、認知症 (dementia)である。 Aさんは肺炎 (pneumonia)で入院し、病状が改善した ため、主治医は退院を許可した。 Aさんは「家に帰りたい」と繰り返し言っているが、同居していた長男夫婦は高齢者施設への入所を希望している。このときの看護師の対応で最も適切なのはどれか。
1: 主治医に退院後の療養場所を決定してもらう。
2: 長男夫婦に Aさんの希望を尊重するよう話す。
3: 長男夫婦に入所が可能な高齢者施設の情報を提供する。
4: 長男夫婦が Aさんの施設への入所を希望している理由を確認する。
養護者による虐待を受けたと思われる高齢者を発見した者が、高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律〈高齢者虐待防止法〉に基づき通報する先として正しいのはどれか。
1: 市町村
2: 警察署
3: 消防署
4: 訪問看護事業所
日本の平成25年(2013年)の国民生活基礎調査において高齢者世帯の所得で、1世帯当たり平均所得金額の構成割合が最も高いのはどれか。
1: 稼働所得
2: 財産所得
3: 公的年金・恩給
4: 仕送り・企業年金・個人年金・その他の所得
Aさん(80歳、男性)は、(妻80歳)と2人暮らし。血管性認知症(vascular dementia)でパーキンソニズムがみられる。認知症高齢者の日常生活自立度判定基準ランクⅡb、要介護2。普段は妻がAさんの身の回りの世話をしているが、妻が入院したため短期入所療養介護のサービスを受けることになった。入所時のAさんは歩行開始困難、加速歩行、すくみ足などの歩行障害がみられた。Aさんは「最近、家の中でつまずくことが多くなりました」と入所中の施設の看護師に話した。
Aさんは「もっと歩けるようになりたい。妻の負担にならずに生活できるようになりたい」と話している。退所後にAさんが利用する介護給付におけるサービスで最も適切なのはどれか。
1: 訪問介護
2: 療養通所介護
3: 通所リハビリテーション
4: 認知症対応型共同生活介護<認知症高齢者グループホーム>
要介護2と認定された高齢者の在宅療養支援において、支援に関与する者とその役割の組合せで適切なのはどれか。
1: 介護支援専門員 ──── 家事の援助
2: 市町村保健師 ──── 居宅サービス計画書の作成
3: 訪問看護師 ──── 日常生活動作〈ADL〉の向上のための訓練
4: 訪問介護員 ──── 運動機能の評価
Aさん(85歳、男性)は、じん肺症(pneumoconiosis)で入院した経験があり、現在は自宅で1人で暮らしている。認知障害はなく、身の回りのことは自分でできるため、介護保険は申請していない。しかし、最近、日常の買い物で荷物を持つことが困難になった。 Aさんに勧めるサービスで最も適しているのはどれか。
1: 短期入所
2: 配食サービス
3: グループホーム
4: 近医による訪問診療
終末期の癌患者の在宅ケアで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 家族の悲嘆のケアも含まれる。
2: 訪問看護は介護保険の適用である。
3: 夜間・休日を含めた連絡体制を整える。
4: ADLが自立している患者は対象とならない。
5: 主治医は在宅療養支援診療所の医師に限られる。