第104回午後第9問の類似問題

Aさん(78歳、男性)は、妻(70歳)と2人暮らしである。脳血管障害後遺症による右片麻痺があり、車椅子への移乗は部分介助、要介護2である。排泄はポータブルトイレを利用している。Aさんと妻はなるべく家で過ごしたいと考え、自宅での介護はすべて妻が行っている。長女(会社員)が県内に在住しているがAさんの介護はしていない。訪問看護を週1回利用するのみで、他のサービスは利用していない。最近、妻の腰痛が悪化し、妻から訪問看護師に「主治医から介護の負担を軽減するように言われました。でも夫は家から出たくないし、私も夫をどこかに預けるのは不安です。どうしたらよいでしょうか」と相談があった。

第110回午前:第115問

このときの訪問看護師が提案するAさんへのサービスで最も適切なのはどれか。

1: 通所介護

2: 訪問介護

3: 短期入所生活介護

4: 訪問リハビリテーション

第110回午後:第5問

看護師等の人材確保の促進に関する法律に規定されている都道府県ナースセンターの業務はどれか。

1: 訪問看護業務

2: 看護師免許証の交付

3: 訪問入浴サービスの提供

4: 看護師等への無料の職業紹介

Aちゃん ( 2歳 4か月、女児 )は、母と会社員の父と 3人で暮らしている。 Aちゃんは、脳性麻痺で寝たきりのため全介助で在宅療養をしていた。 3か月前に、誤嚥性肺炎 (aspiration pneumonia)を発症して緊急入院し、気管切開をして人工呼吸器を装着した。現在、呼吸状態は安定しているが、啼泣時に気道閉塞があるため、夜間のみ人工呼吸器で呼吸管理を継続することになった。 Aちゃんは自宅に戻って訪問看護を利用する予定である。身体障害者手帳 (肢体不自由 1級 )を所持している。

第103回午後:第116問

Aちゃんの家族への指導は順調に行われ退院することになった。 Aちゃんの退院に向けて訪問看護師が連携をとる職種はどれか。

1: 保健師

2: 保育士

3: 社会教育主事

4: 介護支援専門員

第109回午後:第71問

訪問看護事業所で正しいのはどれか。

1: 24時間対応が義務付けられている。

2: 自宅以外への訪問看護は認められない。

3: 特定非営利活動法人は事業所を開設できる。

4: 従事する看護師は臨床経験3年以上と定められている。

第103回午後:第4問

医師の指示を受けて看護師が行うことのできる業務はどれか。

1: 薬剤の処方

2: 死亡の判定

3: 静脈内注射

4: 診断書の交付

第106回午後:第32問

保健師助産師看護師法に定められているのはどれか。

1: 免許取得後の臨床研修が義務付けられている。

2: 心身の障害は免許付与の相対的欠格事由である。

3: 看護師籍の登録事項に変更があった場合は2か月以内に申請する。

4: 都道府県知事は都道府県ナースセンターを指定することができる。

第105回午前:第4問

介護保険の給付はどれか。

1: 年金給付

2: 予防給付

3: 求職者給付

4: 教育訓練給付

第102回午前:第5問

新たに業務に従事する看護師に対する臨床研修実施の努力義務が規定されているのはどれか。

1: 医療法

2: 学校教育法

3: 看護師等の人材確保の促進に関する法律

4: 保健師助産師看護師学校養成所指定規則

第104回午前:第32問

生活保護法に基づき保護を決定するのはどれか。

1: 保健センター

2: 福祉事務所

3: 保健所

4: 病 院

第102回午後:第40問

食の支援に関わる職種とその役割の組合せで適切なのはどれか。

1: 歯科衛生士 ─ 義歯の作成

2: 管理栄養士 ─ 経腸栄養の処方

3: 言語聴覚士 ─ 嚥下機能の評価

4: 薬剤師 ─ 摂食行動の評価

第103回午後:第72問

健康保険法による訪問看護サービスで正しいのはどれか。

1: サービス対象は 65歳以上である。

2: 介護支援専門員がケアプランを作成する。

3: 末期の悪性腫瘍の療養者への訪問回数に制限はない。

4: 特定疾患医療受給者証を持っている者は自己負担額 1割である。

第104回午後:第4問

要介護状態の区分の審査判定業務を行うのはどれか。

1: 介護認定審査会

2: 介護保険審査会

3: 社会福祉協議会

4: 社会保障審議会

第106回午後:第9問

介護老人保健施設の設置目的が定められているのはどれか。

1: 介護保険法

2: 健康保険法

3: 地域保健法

4: 老人福祉法

第105回午後:第9問

介護支援専門員が行うのはどれか。

1: 通所介護の提供

2: 福祉用具の貸与

3: 短期入所生活介護の提供

4: 居宅サービス計画の立案

第106回午前:第70問

特定行為に係る看護師の研修制度に関して正しいのはどれか。

1: 特定行為は診療の補助行為である。

2: 研修は都道府県知事が指定する研修機関で実施する。

3: 研修を受けるには10年以上の実務経験が必要である。

4: 看護師等の人材確保の促進に関する法律に定められている。

第104回午前:第8問

要介護者に対し看護、医学的管理の下において必要な医療や日常生活上の世話を行う施設はどれか。

1: 授産施設

2: 保健センター

3: 介護老人保健施設

4: 特別養護老人ホーム

第103回午後:第8問

保健師助産師看護師法で規定されている看護師の義務はどれか。

1: 看護研究

2: 記録の保存

3: 秘密の保持

4: 関係機関との連携

第109回午後:第5問

保健師助産師看護師法で規定されている看護師の義務はどれか。

1: 研究をする。

2: 看護記録を保存する。

3: 看護師自身の健康の保持増進を図る。

4: 業務上知り得た人の秘密を漏らさない。

第106回午前:第59問

介護保険法で「入所する要介護者に対し、施設サービス計画に基づいて、入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話、機能訓練、健康管理及び療養上の世話を行うことを目的とする施設」と規定されているのはどれか。

1: 介護老人保健施設

2: 介護老人福祉施設

3: 介護療養型医療施設

4: 介護療養型老人保健施設

第105回午後:第63問

訪問看護サービスの提供の仕組みで正しいのはどれか。

1: 主治医の意見書が必要である。

2: 計画外の緊急訪問の費用は徴収できない。

3: サービスの導入の決定は訪問看護師が行う。

4: 主治医の特別指示書による訪問看護は医療保険サービスとして提供する。